2011年9月30日金曜日

ロングトレイルクラシック2011の報告

ロングトレイルクラシック2011の報告

NPOあうるずのメーリングリストにロングトレイルの責任理事の工藤さんからメールがはいりました。ご覧ください。

------------工藤さんからのメール---------------------------
関係者の皆様
おはようございます。
9月23日から4日間お疲れ様でした。
初日は小雨のなかのトレイルとなりましたが、
日に日に天候も回復し、大きな事故もなく終えることができたのは
みなさんのお陰と感謝しています。
参加者が少なかったのは残念でしたが、その分、密にコミュニケーションがとれ
とても満足いただけたのではないかと思います。

今回は当初からの構想にあった、自転車やラフティングを取り入れた(動力を使わなければOK)トレイルや
拠点間に飲食・休憩所となる移動販売所(通称:ろんとれ茶屋)でもてなすなど
新たな取組みを行いました。好評でした...よね?

1日のみ参加の方からはいろんな演出をしていることを知り、
「ロングトレイルの魅力を味わうには全行程参加しないといけませんね!」とのメールをいただきました。

山田会長の挨拶にもありましたように
3回目を終え、きちっと検証をして今後の展開をみなさんと考えていきたいと思います。

私がいうのも口はばったいですがとても魅力のあるこのイベントを伝えるにはもう少し時間がかかりそうです。
“継続は力なり”
みなさんと楽しみながら、ビジネスとしても成立する方法を考えていきたいと思います。

宏一郎さんのブログ

工藤大輔さんのブログ

ロングトレイルクラシック2011の報告

ロングトレイルクラシック2011の報告

NPOあうるずのメーリングリストにロングトレイルの責任理事の工藤さんからメールがはいりました。ご覧ください。

------------工藤さんからのメール---------------------------
関係者の皆様
おはようございます。
9月23日から4日間お疲れ様でした。
初日は小雨のなかのトレイルとなりましたが、
日に日に天候も回復し、大きな事故もなく終えることができたのは
みなさんのお陰と感謝しています。
参加者が少なかったのは残念でしたが、その分、密にコミュニケーションがとれ
とても満足いただけたのではないかと思います。

今回は当初からの構想にあった、自転車やラフティングを取り入れた(動力を使わなければOK)トレイルや
拠点間に飲食・休憩所となる移動販売所(通称:ろんとれ茶屋)でもてなすなど
新たな取組みを行いました。好評でした...よね?

1日のみ参加の方からはいろんな演出をしていることを知り、
「ロングトレイルの魅力を味わうには全行程参加しないといけませんね!」とのメールをいただきました。

山田会長の挨拶にもありましたように
3回目を終え、きちっと検証をして今後の展開をみなさんと考えていきたいと思います。

私がいうのも口はばったいですがとても魅力のあるこのイベントを伝えるにはもう少し時間がかかりそうです。
“継続は力なり”
みなさんと楽しみながら、ビジネスとしても成立する方法を考えていきたいと思います。

宏一郎さんのブログ

私のブログ

2011年9月29日木曜日

あうるずのこれからの活動2

NPOあうるずでは13年まえからバイオマスエネルギー、特にやっかいものである家畜糞尿に着目しています。これらは処理するために多くの労力と、お金がかかっております。
堆肥にはなっていますが、もっと高度に役に立つことがあるはずだ・・・と考えていました。

家畜糞尿をつかって再生可能エネルギーをつくりだし、同時に肥料も創り出して、それをつかって有機農業や安心農業の展開をすすめ、さらに高付加価値な製品作りをおこない、売る場など販売機会の創出をおこなう・・・という、糞尿処理の入り口から出口まで各方面から評価いただき、研究事業や補助事業として採択されています。
来年3月には田舎ならではのソーシャルビジネス「システム」が形になると思っています。

現時点での関連事業(あうるず以外の事業も関わっています、他企業の機密に値する事業は記載しておりません)

1.酪農地帯を中心に安価なバイオガスプラントの開発
テーマ「北海道独自の バイオガスプ ラントの開発」
実施者 北海道バイオマスリサーチ

2.バイオガスプラントから出てくる消化液を家庭菜園や漁業、林業に活用する研究
テーマ「消化液利用 有機液体肥料 の開発」    
実施者 北海道バイオマスリサーチ

3.有機肥料で十勝の新しいブランド活動を促進する、家庭菜園で利用する「菜園都市」の実現
テーマ「有機質を活用した十勝オーガニックブランド」
実施者 十勝ソーシャルビジネス協議会

4.有機農業で生産されたシリアルや乾燥果樹を利用した高免疫、アンチエージング食品の開発
テーマ「十勝グラノーラ」
実施者 NPOあうるず三上、シアンルルめぐみ

5.地域の産品を自慢する市町村長の会(3ヶ月に一回程度開催)
テーマ「北海道 を変える首長 との懇親会」
実施者 NPOあうるずと北海道宝島旅行社

6.地産地消をすすめている十勝のレストランやファームインをあるいて回る100kmの旅
テーマ「とかちロングトレイルクラシック」
実施者 十勝ロングトレイル推進協議会

7.o農村振興基盤としてのデザインを活用した事例発表会(札幌)
テーマ「デザインの若い力による農村・漁村の活性化シンポジウム」(仮称)
実施者 札幌市立大学、武蔵美、東北工業大学帯広畜産大学、NPOあうるず

あうるずのこれからの活動

とかちソーシャルビジネス協議会の設立

十勝ではずいぶん前から、農村振興や、農村を楽しくするアウトドア活動など、今でいうソーシャルビジネスを進めてきました。最近では社会
的課題を解決する仕事」としてソーシャルビジネスの展開が急速に進んでいます。昨年にはSBN-ソーシャルビジネスネットワークが全国的にたちあがり、私と工藤理事さんとで六本木ヒルズでの発会式に参加してきました。
大地を守る会の藤田氏が代表をつとめており、私も評議委員として参加しています。

また、知的障害者の雇用拡大の運動として世界的広がりを見せているソーシャルファームジャパンの活動事務局を行っております。
アウトドア事業者とファームイン、農業者を連携した「とかちロングトレイル」を開催していることなどがNPOあうるずはソーシャルビジネスを推進してきました。

今回、北海道庁から内閣府事業として「新たな公共」の事業の採択をうけたことを契機に十勝のソーシャルビジネス事業者のネットワークを創り出そうということで、十勝ソーシャルビジネス協議会(仮称)を開催することとなりました。

日本のソーシャルビジネスを引っ張っている「大地を守る会 藤田社長」「スワンベーカリー 海津社長」「信頼資本財団理事長、アミタホールディングス熊野社長」をふくめ、宮島慎吾氏、長澤忠則氏など武蔵美教授陣を迎えて推進します。講師はこれからも増え続け来年度までに10名ほどで講演会・勉強会を開催していきたいと思っています。


現在までにコアメンバーとして下記の方に参加をお願いしております。
帯広畜産大学                           長澤秀行学長
本別町長              高橋正夫
清水町長              高薄渡
農業組合法人共働学舎新得農場代表 宮嶋望
NPOあうるず 専務理事             菊池貞雄
株式会社やぶ田ファーム代表        薮田秀行
シアンルルめぐみ 代表取締役  宮崎幸夫
ほか

田舎らしいソーシャルビジネスってどのような形か、どのように展開するのか、わからないことも多いのですが、元気な十勝農業者、加工事業者、私たちのようなプラットフォーム、本州のユーザーで日本を代表するソーシャルビジネスの地域モデルを作りたいと考えています。

2011年9月7日水曜日

バイオマス活動年表


私たちがおこなったバイオマスによる地域づくりの活動年表ができました。
いや〜やったなぁ〜。

平成 9年 ■発足 十勝型バイオガスプラント推進研究会
●開催 講演会「デンマークに学ぶ環境調和型農業1」(帯広・札幌)
平成10年■発足 とかちバイオガスプラント研究会
●開催 講演会「デンマークに学ぶ環境調和型農業2」(帯広・室蘭)
●調査研究 十勝地域におけるバイオガスプラント開発に関する可能性調査
平成11年●開催 バイオガスプラントシンポジウムin鹿追
●視察 北海道内バイオガスプラント(酪農学園大学・江別市まちむら農場・虻田町)
平成12年●視察 海外バイオガスプラント(デンマーク・ドイツ)/フランス農業ビジネス展
●開催 バイオガスプラントシンポジウム/海外視察報告会
●調査研究 別海町中西別地区酪農家との情報交換会
平成13年●事務局担当・GGAA2001畜産における温室効果ガスの制御と利用に関する国際会議
・循環型農業見本市inとかち2001
・畜産における自然エネルギーとかちフォーラム
●出展 循環型農業見本市 inとかち2001(GGAA2001協賛事業)
●調査研究 NEDO 環境調和型エネルギーコミュニティーフィールドテスト事業
・調査事業「厳寒地域豚ふん尿と生ゴミを原料とするバイオガスプラント可能性調査事業」
■設計図作成 十勝型バイオガスプラントシステム14

平成14年 ●事務局担当 第30回国際農業機械展in帯広/循環型農業見本市 inとかち2002
 ● 循環型農業見本市 inとかち2002(第30回国際農業機械展 in帯広協賛事業)
 ●調査研究 循環型農業とバイオガスプラントに関するアンケート調査
 ●開催 食品リサイクルシンポジウム
 ●視察 関西地区バイオガスプラント(滋賀・京都・三重・兵庫)
 ●出版 とかちバイオガスプラント研究会 活動報告書
平成15年 ■発足 とかち循環型農業システム研究会
 ●開催 農業施設学会大会/循環型社会シンポジウム2003
 ●出展 循環型社会シンポジウム2003(農業施設学会大会同時開催事業)
 ●出展 クリーンエネルギーフェスタ(新エネルギー財団主催)
 ●出展 EFAFF2003/第4回農林水産環境展(千葉幕張メッセ)
 ●調査研究 はまなす財団との情報交換会

平成16年 ■受注 会員企業によるバイオガスプラント建設事業(士幌町・乳牛200頭規模)
 ●出展 EFAFF2004/第5回農林水産環境展(千葉幕張メッセ)
 ●出版 とかち循環型農業システム研究会 活動報告

平成17年 ●6月11日 バイオマスシンポジウム帯広(100名)
 ●10月22日 バイオマスフォーラム釧路(70名)
 ●11月12日 バイオマスフォーラム遠軽(30名)
 ●12月 2日 バイオマスフォーラム帯広(150名)
 ●11月29日 第5回農林水産環境展幕張 出展

平成18年 ●第31回国際農業機械展in帯広併催行事 
 ●とかちバイオマスWEEK2006開催 

 ●九州エコテクノ講演、出展

平成19年 ●農林水産省バイオマス発見活用事業(帯広、釧路、北見、紋別)
 ●バイオマスセミナー開催(帯広、北見、釧路)
 ●バイマスライブ!開催
 ●九州エコテクノ講演、出展

平成20年 ●農林水産省 バイオマス発見活用事業(北海道地域事業)
●10月芽室町バイオマス研修会
●11月とかちバイオマス利活用セミナー
●11月釧路地域バイオマスセミナー
●11月鹿追町バイオマス研修会

平成21年 ●農林水産省  バイオマス発見活用事業(北海道地域事業)
●地域バイオマス説明会(帯広、津別、稚内、札幌)
●帯広地域建設業協会バイオマス説明会
●1月北海道バイオマスタウンサミット
●2月バイオガスサミット in おこっぺ

平成22年 ●農林水産省  バイオマス資源活用事業(北海道地域事業)
●11月バイオガスシンポジウム2010
平成23年 ●2月帯広建設業協会バイオガスセミナー
●6月環境-エネルギーセミナー2011 in 北海道
●8月再生可能エネルギーセミナー
●8月日本の再生可能エネルギーの事例シンポジウム 東京大学
●9月北海道の再生可能エネルギーの事例シンポジウム 東京大学



2011年9月5日月曜日

9月13日北海道で成功している再生エネルギー

皆様

北海道で成功している再生可能エネルギーのシンポジウムが下記のように開催されます。
農林水産省の末松林政部長の基調講演からはじまりバイオマスエネルギーの政策を説明いただきます。北海道の鹿追町で行われている1300 頭規模のバイオガスプラントはエネルギーの4割を販売し、出てくる消化液は有機肥料として地域で全量活用されています。
また、オホーツクの町、興部町(おこっぺちょう)では水産廃棄物や生ゴミと糞尿を混ぜてメタンガスを発生させていますが、さらに大規模に展開して町全体のエネルギー供給をおこなう取り組みをすすめています。

この両取り組みは各町の町長が上京し説明をしてくれます。

ハンバーグで有名なびっくりドンキーのアレフが、北海道の恵庭市にある工場で取り組む二酸化炭素排出量50%削減の事例を発表します。

東京大学の森田先生が取り組むイネイネプロジェクトや木質エネルギーでは最先端の「森のエネルギー研究所」の大場さんを招いて、東北に活用してほしい方法について検討します。


せっかく北海道から町長さんが2名出向きます。学生には参加費の1000円を免除いたしますので、是非日本の成功事例をお聞きください。


9/13(火)13:00~17:00(受付12:00~)
再生可能エネルギーシンポジウム
北海道の再生可能エネルギー~震災被災地でできることを考えよう!
主催:北海道バイオマスリサーチ株式会社、社団法人日本有機資源協会(JORA)、
協力:NPOあうるず、「イネイネ・日本」研究会

■基調講演「農林水産省のバイオマス政策について」林野庁林政部長 末松 広行 氏
■情報提供①「鹿追町のバイオガスプラント」鹿追町長 吉田 弘志 氏
■情報提供②「バイオガスによる地域づくり計画」興部町長 硲 一寿 氏
■情報提供③「別海町バイオガスの稼働状況」NPOコミュニティシンクタンクあうるず 竹内 良曜
■情報提供④「㈱アレフにおけるバイオマス利用の取り組み」㈱アレフ 環境事業部長 島貫 久雄 氏

■パネルディスカッション
・コーディネーター:北海道バイオマスリサーチ株式会社 代表取締役 菊池 貞雄
・パネリスト:東京大学大学院農学生命科学研究科教授・「イネイネ・日本」研究会代表 森田 茂紀 氏
NPOコミュニティシンクタンクあうるず代表理事・帯広畜産大学教授 梅津 一孝 他
㈱森のエネルギー研究所 代表取締役 大場 龍夫 氏

■総括:日本大学大学院総合科学科環境科学専攻教授・東北大学名誉教授 野池 達也 氏

※シンポジウム終了後、会場周辺にて懇親会(会費制・別途申し込み必要)

北海道を変える首長を囲む懇親会「本別町]


北海道を変える首長を囲む懇親会「本別町」
3月17日に十勝町村会長である本別町を主役とした北海道を変える首長を囲む懇親会を開催しました。
本別は「マメの本別」として売り出し中で、特にキレイマメとして黒豆ブランドが好評です。
当日は長いもや舞茸など本別町のおいしい物でメニューが構成されました。

震災の後であったため、ネットへのアップを控えていました。


-----   メニュー   ---------

長いものキャラメリゼ
舞茸のフリット
キレイマメのサラダ

舞茸とサラミのピッツア(北海道産小麦春よ恋い)
短角牛と豆(豆で張り切るお母さんの会)のラグー 生パスタ

豚肩ロースのロースト 花豆の煮込み添え

ワインで煮た豆入りのパウンドケーキ





帯広市フードバレー環境バイオマス講演会


9月3日土曜日にはフードバレー環境バイオマス講演会でお話をさせていただきました。地域の農業と農産物のブランド化、安心安全、バイオマス活用などはそれぞれ個別の物であると考えやすいのです。

畜産のエサ〜安全な牛の飼養〜環境に貢献する糞尿管理〜バイオガス〜ガスと熱の農業利用〜液肥の農地利用〜有機肥料による畑作物と乳製品のブランド化〜ユーザーへの情報発信〜高価値化〜地域収入の拡大〜新規農業加工品への取り組み〜雇用拡大・・・という連鎖を地域でおこしていきましょう!というお話をしました



北海道を変える首長との懇談会「松前町」


9月1日札幌にて「北海道を変える首長との懇談会第4回松前町長」を開催しました。この催しは,北海道でがんばっている町長が自慢の食材をもちこんで、民間行政とわず各方面の第一人者に「我が町の自慢話」をして、物産・観光・ものづくりなどをすすめる仲間作りをしようというものです。
今回は元気ばりばりの若手ナンバーワン町長である松前町長をお呼びして開催しました。松前はやはり海の幸。マグロとカニなどが目白押し。
この会は補助金などを使用しておらず完全割り勘です。今回は5000円で料理と飲み放題でした。自立できる我が町フルコースを目指しています。

マグロとアボカドのサラダ仕立て
マグロのオイルマリネ
マグロの香草パン粉揚げ
旬の野菜サラダ

松前ウニとプチトマトのピッツア
松前産紅ズワイガニの爪とたまふくら(函館産)のパスタ
当別豚肩ロースとインゲンのロール
松前産生椎茸入りマルサラソース
松前の桜をイメージしたロールケーキ