バイオマス利用が地域、特に農山漁村を活性化させることができる点が注目される要因の一つです。新産業の技術開発は都会でおこなわれ、農村にある家畜糞尿や食品加工残渣、森林資源、水産物加工系の廃棄物などの資源とマッチングさせて活用することができるために、地域振興的な視点が重要です。
また、そこで産出されるエネルギーはおそらくは採算性が高くないので、遠くまで運搬して利用するほどの経済性はもっていないと思われます。地域のバイオマスエネルギーは地域でつかうことが一番良さそうです。
地産地消エネルギーを利用する仕組み作りは、地場産業の振興、二酸化炭素削減、地域の環境保全などさまざまな利点があります。
「さまざまな利点」と言いましたが、利点がおおいということは関わる役所の部署も多いと言うことです。廃棄物をとりあつかう環境課、一次産業などの振興する農業関連の課、技術開発をする工業課、全体構想をあつかう企画課など各部署にまたがります。
NPOあうるずはそれらを結ぶヨコ糸としても機能してます。
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