この会議は北海道バイオガス研究会と連携して行ったものです。
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バイオガスプラント農家によるバイオガスの消化液活用事例と施策事例紹介
■「日本ニューディール政策とバイオガスプラント」
北海道バイオガス研究会 会長 松田 從三 氏
バイオガスプラントは47基建設されているがそのうち、実験目的のプラントの多くは撤去されている。建設コストを補助するよりランニングコストを補助することにより持続的に運転できる政策が必要である。
■「平成21年度農林水産省環境バイオマス総合対策推進事業の概要説明」情報提供 農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課 バイオマス活用推進基本法による総合的で一体的な推進をおこない、農山漁村の活性化をすすめるために都道府県と自治体でバイオマス活用推進計画を策定する。
■【士幌町における個別型バイオガスプラントの効果】資源循環を目指す バイオガスプラントの取り組み 士幌町町 小林 康雄 氏
士幌町は現在3基のバイオガスプラントが稼働しており消化液も余すことなく使用している。液肥は利用組合を通じて活用しており、作物生育の状況も良好である。現在売電をしているのであるが、売電価格が安価であり、デマンド契約。業務電力と家庭電力の価格差などが今後対応を望む項目である。
■鹿追町における共同型バイオガスプラントによる町づくり 鹿追町長 吉田 弘志 氏
鹿追町は集中型プラントであり、売電では採算性が低いためガスの他用途な利用をすすめている。また、ガスを使った産業づくりなどを展開し農村らしいバイオガスプラントをすすめていく。すでにバイオガス自動車や役場のエネルギーとしてバイオガスを利用する構想をすすめ、近々に実現予定である。
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