非営利型株式会社
5月18日に帯広畜産大学発ベンチャー企業「北海道バイオマスリサーチ株式会社」が非営利型株式会社として要件について登記の変更をおこないました。
1.従来は株主に配当していた剰余金のすべてを社会貢献積立金として一次的に内部留保し、社会貢献する人々や団体に対して寄付をすることとしました。
2.会社が解散するときの残余財産は株主総会の決議をへて社会貢献活動に関わる人物や団体、地方公共団体に寄付することができるとしました。
地方にある会社の多くは地域社会の中で社会的意義を有しているものです。地域社会で必要と思われるから存在していることがその証拠です。
私たち北海道バイオマスリサーチは地方公共団体や国から研究資金、受託業務をいただいて生計をたてています。
成果品は地域で活用できるバイオマス利用やブランドプロデュースなど地域内の経済を循環させるような取り組みが中心です。
このような社会的取り組みを期待して発注していただいている皆様からの、利益分をどのように配分するのが良いのかを検討した結果、上記の結論となりました。
一昨年度私たちが関わったエゾシカブランド創出事業も昨年度資金をもらわなくとも給食への展開、ペットフードへの展開その他の企画をサポートしています。
また、NPOあうるずがおこなった十勝マフィンプロジェクトは昨年は振興局予算でしたが、今年も独自マフィン講習会などを展開しようと考えています。
十勝ロングトレイルも5年目になりますが、赤字を出しながらもムーブメントを作り続けることができるのもバイオマスリサーチの支援があってのことです。
NPOあうるずも北海道バイオマスリサーチも社会的団体として今後も積極的に展開していくつもりです。
宜しくお願いします。
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