2013年3月31日日曜日

とかちロングトレイルがANAで紹介されました。

全日空ANAの機内誌に「とかちロングトレイル」が掲載されました。見開き10枚・・ということは20ページにもわたって十勝が紹介されています。すばらしい写真と的確な文章でわかりやすく紹介してくれています。
とかちロングトレイル推進協議会は内閣府の「地方の元気再生事業」で立ち上がり、毎年ブラッシュアップを重ねて今年五年目になります。
十勝の広大な畑や牛を見ながらあるいて、地産地消の食事をするという健康的な活動です。100kmを3泊4日であるくのですが、一日だけでも可能です。達成した分だけの完歩賞を、4年かけて100km達成!でもOKです。

今年も募集を開始しますので多くの参加を宜しくお願いします。

NPOあうるずホームページ
http://www.owls.ne.jp/sub/longtrail/index.html

ロングトレイル企画段階から協力してくれている鈴木宏一郎ひきいるすてきな旅行会社「北海道宝島旅行社」のホームページでも紹介されてます。
http://h-takarajima.com/detail/index/2292

日本では多くのロングトレイル活動があります。みんながあつまり、日本ロングトレイル協議会が開催されています、私も役を仰せつかっております。
日本ロングトレイル協議会ホームページ
http://outdoor-ld.jp/lta/report110708.html

社会的な役割を果たすための活動として各方面から支持していただいてます。
http://iine-japan.f-navigation.jp/socialaward/entry/entry_detail192.htm






















2013年3月21日木曜日

農業を活用し、社会的弱者と連携するまちおこし構想


農業を活用し、社会的弱者と連携するまちおこし構想

この原稿の統計数値と各地の活動事例はソーシャルファームジャパン理事長の炭谷先生の講演録をとりまとめました。また、後段のアイディアは主に北海道や東北など大規模消費地から遠隔にある場所をイメージしています。

4.農業と福祉〜全国の先進事例を参考に
最近日本の社会の底が割れてきており、適切な仕事が得られない、仕事をしていてもどうもこれは自分に合わないなという人が最低でも2,000万人以上いる。障害者は政府の統計ですと700万人余りである。厚生労働省の調査では身体障害者は23%、知的障害者の53%は就いているが、半分以上は授産施設、小規模作業所で雇用されている。精神障害者は17%、65歳以上の高齢者は2,900万人に上るが働いているのは30%にも満たない。
 また心配なのは若者の長期化する失業である。大学を出ても相応の就職がなく、大阪の釜ヶ崎では若者が目立っています。従来のホームレスは減っても20代のホームレスは増えている。スラム街に常住する若者は日本の社会では新しい現象である。
仕事から得る自尊心、心身の健康、人間としての成長
 仕事とは、経済的基盤だけではなく、仕事をすることによって人間として自尊心が得られます。心身の健康、人間としての成長、そして近代の社会は仕事を通じて人と人とのつながりを保っていることが重要だ。
1942年に出たウィリアム・ベヴァリッジ(英国の経済学者)の「ゆりかごから墓場まで」により現在の世界の福祉国家の基礎を提示した。それによると、福祉国家の基盤は完全雇用にあり皆が働いてこそ、福祉国家が成り立つとしている。現在の福祉国家のあり方、これからの社会保障のあり方を考える際に、皆で働く、皆で国を支え合う完全雇用が大前提です。これが崩れると福祉国家は成り立たないと書いています。

 雇用を広げる有力な手段として農業がある。 日本の食料自給率はカロリー計算で39%程度で、自給率が低いのは心配だという声や、 安全・安心な農作物を得たいと言う人がいる。農業は日本の国土を守ってくれ、環境保全の面でも評価されている。
 農業に対する期待と、福祉に対する期待をうまくつなぎ合わせれば両方とも解決できる、そういう道があるのではないのかと私どもは研究を重ねている。

 社会福祉施設、社会福祉の関係者は、農業を行うには大変良い条件にあり、農業は高齢者、心身障害者の健康維持に大変役立つ。昔の農業の形態を思い出すと、畑や田んぼで家族が、人手が足りないので親戚や近所の人たちが協力して農作業をした。
 まさに「結」の精神は日本の農家で生まれた。今、障害者、高齢者が社会的に孤立し、ホームレスは社会から排除されているが、日本の伝統的な農業においては皆結びついていた。農業は人と人とを結びつける日本古来からの形だったことに着目しなければならない。

 ハンディを持つ人々を社会の構成員として受け入れる「ソーシャルインクルージョン」の推進には農業が最適である。38万ha程度の農耕を放棄した農業用地がありますが、これをうまく使う手はないだろうか。最近、農地法の規制が緩和されて、社会福祉施設に農地を貸してくれる農家もある。農業は大きな投資が要らないので、福祉との関わりを強めるのに有利な事業である。



①NPO共働学舎・・・牛乳をチーズで高付加価値に
北海道新得町にあり、宮嶋望さんが、30年くらい前から知的障害者など70人と一緒にやっている牧場である。農業組合法人として様々な立場の人たちが共同生活をし、宮嶋さんが工夫して作り始めたチーズが、「さくら」をはじめ一流ブランド製品になっている。東京駅の前に北海道のアンテナショップがありますが、そこでも売れている。2年前の洞爺湖サミットで各国の首脳にも出された。


②社会福祉法人「緑の風」 ・・・経営手腕で成功
それから企業的な成功をしているのは武田薬品の役員を務めた武田和久さんが始めた八ヶ岳の麓にある施設、社会福祉法人緑の風である。大変自然環境の良いところで、花も栽培し、自然農法による小麦の栽培もしている。武田さんは経営者として辣腕を振るわれたので、知的障害者の就労場所としても、経営的に満足のいくものにしたいと努力されおり、千代田区役所1階ではパンの販売もしている。

③社会福祉法人フォーレスト八尾会・・・名産の桑の活用
社会福祉法人フォーレスト八尾会の試みでは、まちづくり、まち全体を巻き込んで農業をやっているケースもある。富山県八尾は絹の名産地の一つで 「おわら風の盆」でも有名である。そこで桑の栽培を始め、桑の菓子を作っている。桑は大変健康に良いので桑茶も作って販売している。桑茶は地元の老舗の薬屋さんの広貫堂の協力を得て、地元の名所として喫茶店の経営などもしている。まちづくりとしてうまく農業と連携している例である。

④社会福祉法人同仁会のぞみ園・・・まちづくりと連携
 岡山県玉野市にある社会福祉法人同仁会のぞみ園では最近、雑穀のアワ、ヒエを作って。地元の農家の人たちが自分の畑も使ってよ、と技術指導も一緒にやってくれる。地元を巻き込んでまちおこし、まちづくりの一環としてこれがうまく回りつつあります。

⑤三重県四日市の呼夢・・・・野菜と餃子で成功
 知的障害者が働いている三重県四日市の呼夢の成功のポイントは餃子の材料にする低農薬の野菜づくりである。水餃子の中身に使われる白菜、ショウガ、キャベツ、ネギを栽培し、調理している。野菜を作るだけでなく餃子まで作っていて、大変評判が良い。

⑥済生会のながまち荘・・・園芸農法で温暖化防止
 園芸農法の実施、地球温暖化防止など、環境によいことをする取り組みとして、山形市でやっている済生会のながまち荘では、園芸療法で効果をあげている。岡山市の社会福祉法人旭川荘では、節電対策、地球温暖化防止をねらって、窓辺に600本のゴーヤを植え、そして1万粒のゴーヤの種を採取して近所の人にも配っている。

5.商品化にむけた4つの視点
①高付加価値な農業生産
 現在でも農業は採算性の高い産業ではないため、兼業農家の比率がたかくなっている。農業の担い手も高齢化しているため、高齢者年金をもらいながらの稲作も一般的となっている。廉価な農産物の輸入や、小さな作付面積(平均2ha)などの背景により、慢性的な後継者不足により、条件が悪い農地は切り捨てられ、耕作放棄地率は10%を超えた。
 一方では有機農業や薬草、花卉、果樹などの手間がかかるが高額な作物への転換も見られる。 社会的弱者を含む農業生産では高付加価値作物の取り組みが重要である。
 商品価値が高い、ジュンサイ、たらの芽、キノコ類、無農薬の野菜づくり、放し飼いで鶏を育ててみるなどは、国民が求める安全・安心であるということで高く販売出来る。
・有機農業や薬草など高付加価値作物の栽培による広範囲な流通
・野菜など高付加価値だが日常的な近隣への流通

②農業技術の継承
 花卉栽培、薬草、有機栽培など高付加価値作物や一般的に流通している野菜なども市場ニーズにあった栽培方法を熟知している必要が有り、農業者、退職農業者との連携が重要であり、地域の農業研究機関との協力体制が必要である。
 薬草や有機農産物は社会的要請もたかいため、メーカー・研究機関・農場と連携した社会的に価値のある仕組み作りが可能であると考えられる。
・地域農業者との連携
・福祉、農業生産の研究機関との連携

③地域と一体となった六次産業化の枠組みに参画
  TPPにより地域農業には大きな逆風が吹き、農業後継者減少と農用地の荒廃が予測される。農村地域を残すための農産物を生かした6次産業化に一層の期待が高まっている。 お米は生産者価格で60㎏が大体1万円程度だが、米60㎏をおにぎりにすれば1,500個作れる。1個100円とすれば15万円になる。
 しかし、地方には新しい産業をになう技術をもつ人材が不足している。技術講習は更生保護施設、福祉施設で公共の資金で教育し、農村地域に就職できる都市農村連携が必要となる。施設が六次産業化の人材育成機関とハローワークを兼ねた機能をもち、地域農業の六次産業化施策と一体化することも考えられる。
・高次加工技術者育成
・地域の六次産業化戦略と社会的弱者雇用施策の連携
④流通・販売システム
 刑務所出所者や障害者などの社会的弱者に対する施策には「流通」「販売」の視点が不十分である。生産される商品の 味、量、 デザインなど 商品力を評価するシステムや、販売先との連携を作り出す応援者(コミュニティ)が支援する農業生産システム「CSA」に社会的弱者の視点を入れる流通システムが重要である。
 農場は一般的に消費地から遠く、生流通コストが大きな壁となる。社会的弱者農場の全国的プラットフォームを形成し、理解ある消費者と社会的弱者を商品でむすぶ「社会システム」が重要である。ソーシャルファーム商品の認証を受けた商品は流通コストに補助があるなどの社会的支援が必要となる。
・全国的なプラットフォームの形成
・遠隔地からの流通コストを低減する

6.達成へのアイディア
①刑務所での6次産業化教育システムの変革
 北海道や東北、九州など農業生産が高く、輸入農産物の影響をうける地域に対する人材提供の視点をもち、必要とされる技術と人材像について情報交換をおこなう。
②刑余者の学歴向上の手段
 再犯を重ねる犯罪者には中卒・高校中退など労働市場においてはでは門前払いとなる可能性のあるものにたいして、長期的視点で通信講座による高校卒業のための資格取得をおこなう。
③地域の農的保護司の育成
 地方における篤農家は地域のリーダーも兼ねているケースも多く、地方に融合していくための導入となり、就職先ともなる可能性が高い。そのため自治体、農協とも連携し「農的保護司」を育成する。
④国内農産物にこだわる企業と連携した食品開発
 国内農産物の安心安全にこだわる企業と連携した食品開発を進める。地方自治体では食品開発は施策には謳われているが低迷している。商品力向上は販売先と連携することが近道であり、自治体施策・社会的弱者と食品企業との連携の成功例を作り出すことが必要である。
⑤高齢者の宅配食として活用
地域で活用する手法としては、高品質で地域性にこだわる高齢者への宅配食、宅配システムを、ソーシャルファーム農場→地域商店街→流通事業者→高齢者→有機廃棄物→有機肥料という食品リサイクルループを形成

2013年3月11日月曜日

東日本大震災と私たちがやれたこと


昨日2012年3月10日十勝プラザ視聴覚室で「震災を忘れない」シンポジウムがありました。そこで「NPOあうるず」が活動してきた内容を発表させてもらったのですが、いろいろなことをやってきたと改めて思いました。

皆様の善意を運ばせてもらったことを光栄に思っております。そのプラットフォームを指せてもらうことが「ありがたいこと」であることを実感しています。



1
.がんばれ東北from十勝
・十勝管内から多くの寄附があつまる。
十勝地域の農業者からジャガイモ(3t)・長いも(1t)・豆など、食品製造企業からラスク・お菓子・豆製品・カレー・ジャガイモ製品など、市民から毛布、紙おむつ、お菓子、懐中電灯、自転車、生理用品など生活必需品を中心に寄附があつまる。

・行き先と必要なもの調査
本別町や中頓別町のシンポで懇意になった結城登美雄さんに14日に電話をかけると宮城県登米復旧本部を紹介してもらう。
NHKの方と連絡をとっていただき北海道からもアクセスしやすい岩手県、宮古に隣接した岩泉町にお送りし、携帯電話・メールで情報交換をおこなう。

・輸送状況
1号車 317()宮城県登米市宮城県合同庁舎災害対策本部/4tトラック1
2号車 318()/岩手県岩泉町役場/2tトラック1
3号車 323()/岩手県岩泉町役場/2tトラック1台(帯広畜産大学共同)
45号車 326()/岩手県岩泉町役場/2tトラック1台、大型バス1台(帯広建設業協会車両に対する支援、現地受け入れ先との連絡などを担当)

2.チャリティー
331日帯広の老舗パン屋である満寿屋商店が帯広農業高校と高校で育てた小麦をパンにしてチャリティー販売のパンフなどのデザイン支援をおこなう。
47日 代々木のレストランGreen Spotで「一ノ蔵」×「十勝農産物」によるチャリティーを開催する。十勝からは渋谷醸造黒豆味噌のカマンベール、ランチョエルパソのソーセージ・どろぶた製品、山忠の亜鉛大豆、共働学舎のチーズなどを持参した。売り上げの40%を寄附した。

3.飯舘村・川俣町視察
519日 帯広畜産大学梅津教授が畜産環境整備機構と連絡をとり、飯舘村の状況と畜産現場の状況の視察をおこなった。飯舘村菅野村長に面談出来、聞き取った情報を地元紙が掲載した。

4.復興提案
・東北震災で出来ることを考えよう 東京大学一条ホール
2011824日第1回「東北震災で出来ることを考えよう!成功している再生可能エネルギー」北海道から沖縄までの全国9事例を発表。
2011924日第2回 「東北震災で出来ることを考えよう!北海道の再生可能エネルギー」鹿追町、士幌町、別海町、興部町など成功事例を発表。鹿追町長、興部町長は自ら講演していただく。

2011910日陸前高田市
ソーシャルビジネスネットワークで陸前高田市に対してバイオマスを活用した6次産業構想を提出。

5Xmasプレゼントfrom 十勝
2011122325
20121222日〜24
陸前高田市気仙町二日町仮設住宅
陸前高田市高田高校仮設住宅
南三陸町志津川中学校仮設住宅

2012年12月19日水曜日

東北にあまいクリスマスプレゼント

寒風がふくなか被災地住宅に甘いプレゼントを届けましょう!

今年も東北へのクリスマスプレゼントとして十勝のスィーツや野菜をおくる活動をしています。
現在、柳月十勝木の実300個、六花亭ホワイトチョコレート300枚、本別町キレイマメ300個、十勝製餡120袋、森農園の有機ジャガイモ40KGMなどが届いております。

昨年同様に陸前高田と南三陸町の仮設住宅にお届けします。
今年は個人からの募金も募集しています。一口1000円で締め切りは21日です。
口座 帯広信用金庫電信通り支店 普通口座 0187665
NPOあうるず東北支援募金(エヌピーオーアウルズ トウホクシエンボキン)

今年も12月24日にお渡しする計画です。送り届ける経費は北海道バイオマスリサーチ株式会社とNPOあうるずで負担するので、皆さんからの基金が旅費になることはいたしません。






2012年12月6日木曜日

十勝の有機野菜をつかったお食事(グリーンスポット編)

代々木のグリーンスポットではいつもの通り十勝フェアを開催しています。特に今回は有機農産物を中心に展開しました。
森農園さんからジャガイモ、長いも、ゴボウがとどけられ、本別三井農場さんからはカラフル大根、広尾町からはツブ貝がとどきました。
昨年もそうですが、グリーンスポットのゴボウスープはすごくうまい!今回はさらに凝っていて、カプチーノ風に泡立ててオリーブオイルがのっています。

また、つぶは刺身などで食べるのでしょうが、蒸し焼きにして柔らかくなめらかになっています。エスカルゴ風のうまい。広尾産のつぶの質の高さが味わえます。

カラフル大根のバーニャカウダーソースで食べるのですが、様々な大根の辛みが味わえます。辛そうなのはかるく湯がいてあるそうです。

森農園さんの有機長芋のグラタンもとろりとしておいしかったです。
このお店ではいつも十勝の食材が何かしらありますので、是非お寄りください。
この日はヤマチュウの亜鉛大豆をつかった料理がありました。

















十勝の有機野菜をつかったお食事(芝パークホテル編)

芝パークホテルでは十勝振興の意見を伺う会を開催した際に十勝の有機野菜をホテルに提供してすばらしい料理を作ってもらいました。
食材がおいしいこともあるのですが、料理のアイディアに感動しました。
やっぱり十勝はおいしいな。













2012年11月27日火曜日

震災復興プラン

昨年の夏頃に陸前高田市に提出した「復興プラン」です。
地域全体を考えるマスタープランが必要ではないかと考え、弊社のノウハウと期待を構想図に落とし込みました。

考え方の基本条件は次のとおりです。
基本テーマ「エネルギーと食料の自給自足の地域づくり」

1.5分以内に避難可能!
・沿岸部には住居を建てずに、米生産と酪農による乳製品生産をおこなう。
・丘への中腹部を居住地域とする。
・高齢者や学校は中腹より上にすむ。
居住地を標高の高い順に、非難困難者→生活者→通勤者とすることにより「心の安心」を得る。

2.エネルギー自給
・森林部にちかいところで木質バイオマス発電と熱利用のコージェネをおこない、中腹の生活エリアにエネルギー供給をし、生活エネルギーは木質バイオマスから得る。
・生活者の生活生ゴミや屎尿はさらに下流にあるバイオガスプラントに送出し、メタンガスエネルギーとして電力と熱を得て、農業分野の6次産業化のエネルギーとする。

3.食料確保と小さなビジネスの6次産業化
・米と牛乳は自給できるように農業面積を確保する。
・酒、餅、チーズ、アイス、ヨーグルトなどの小さなお母さんたちの事業を促進する。
・お母さんたちの六次産業を通じた交流観光を促進する。

4.交通インフラ
・バイオマスエネルギー発電による電気自動車のシェアとバイオガスバス。
・線路は現在より山側に配置し、堤防機能を果たす。

できれば、ロングトレイルで宮古まで行くツアーや、パン・米・乳製品で健康ツアー、千本松原の環境学習、地震津波の地球科学と歴史の学習などができるとおもしろいですね。






2012年11月2日金曜日

日経でロングトレイルがブームになると予測!


日経トレンディ12月号で恒例の来年のトレンド予測をしていますが、その中でなんとロングトレイルが1位になっています。取材や資料を求めてくれていたので対応させてもらっていたのですが、一位とはおもわなかった。

平成3年から始まった「馬の道構想」十勝を馬でゆっくり歩く低速道路構想を策定していました。胆振日高、十勝、釧路、根室を駆け回って地域の歩ける道、交流拠点、自然景観などを連携したルート案をつくっていました。
また、アウトドアの振興、ファームインやファームレストラン、農場でつくったものを自分たちで食べよう!というホームメイドなどの活動が十勝で活発化しました。
そんな活動が現実になっていったのですが、連携する具体的なテーマがありません。

そこで、もう一度地域をあるく旅を提唱しました。平成20年からはじめたこの取り組みが日経トレンディにでるくらいになるとは・・・。感慨もひとしおです。








2012年10月1日月曜日

地域建設業が環境保全事業者になる!

昨年北海道から受託した「低炭素化技術振興モデル事業」では、地域の建設事業者が建設できる低コスト型バイオガスプラントの開発をおこない、図面を作成しました。
また、「食の循環システム事業」ではバイオガスプラントからの消化液を高付加価値にする技術開発を行います。

1997年のバイオガスの思想

1997年の11月から12月にかけて、札幌と帯広でバイオガスの勉強会を開催しました。これには多くの北海道職員の皆さんがつめかけ、廊下にまであふれてしまうシンポジウムになりました。このシンポジウムを契機に十勝バイオガスプラント研究会、それから一年後に北海道バイオガス研究会ができました。

地域のバイオマス利用を促進するためには各業界の人があつまる研究会組織で立ち上げるという先鞭となりました。当初はメンバーに北海道庁、開発局、帯広市、士幌町、鹿追町などが入っており、その後産業クラスターとして民間企業中心の十勝バイオガスプラント研究会ができました。

バイオガスには液肥利用とエネルギー利用の二つの出口をそろえることが重要です。
弊社ではこの二つの出口に対する研究を続けています。


学位までたどりつきました。

帯広畜産大学の大学院に4年半も通い、なんとか博士号までこぎ着けました。
会社との両輪、いやあうるずとの三輪なのでこけなかったのかもしれません。いずれにしてもこれで学業には一段落つきました。
1997年に十勝型バイオガスプラント推進研究会を立ち上げて、バイオマスエネルギーに関わり、技術も重要ですが、地域で活用する仕組みが重要・・・ということで循環型「産業」社会と主張していました。産業が介在しないと循環しないと考えたからです。
その図式を「バイオガス曼陀羅」と呼んでいました。

研究会での帯広畜産大学梅津教授との出会いが全ての始まりです。梅津教授と巡り会わなければ当然無理でし、バイオマスリサーチ。NPOあうるずも無理だったかもしれません。

巻末の謝辞を載せてみます。

---謝辞--------------------
 
 帯広畜産大学にて修士課程を修了し、これで我が人生での学業は終了だと思っていたのですが、平成20年4月に帯広畜産大学大学院畜産学研究科に進学する希なる機会をいただきました。

 その後社会人として事業を営みながらの修学に、主査である梅津一孝教授をはじめ副査の浦島匡教授、倉園久生教授、宮本明夫教授、西田武弘准教授には大変お世話になりました。
 バイオマス事業を進めている鹿追町、士幌町、興部町などから多くの示唆をいただき、本論をとりまとめることが出来ました。

 また、帯広畜産大学発ベンチャー企業北海道バイオマスリサーチの竹内良曜取締役はバイオマス研究の先輩として参考意見を頂きました。
 1997年にバイオマス研究の道に導いて頂いた故高畑英彦名誉教授にはお礼が出来ないままに再会がかなわなくなったことが悔やまれます。

 最後に、子供たちが学校に通い、さらに私が学生になるという6年半にわたる研究生活を支えてくれた妻にも負担をかけていたと思います。

 支えていただいた皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。



 

2012年9月12日水曜日

ソーシャルファームジャパンのロゴマーク登録会議


ソーシャルファームジャパンのロゴ登録委員会の会議が9月11日、済生会理事長室で開催されました。
社会的弱者の作業所が作り出した製品をデザインでブラッシュアップして、共通ロゴにより消費者の購買行動により支援をおこなう商品作りを進めています。

12月16日に開催されるソーシャルファームジャパン総会までに、豊芯会、新得共働学舎など8つの団体を選定して試行することになりました。様々な課題を検証することが目的です。

12月には北海道ないの作業所の会議にも呼ばれていることから、私たちが長い間活動してきた、社会的弱者をデザインで支援する運動が結実しそうです。


〈 SFJ マーク登録委員会 〉
炭谷 茂 (恩賜財団済生会 理事長)
上野 容子(東京家政大学 教授)
寺島 彰 (浦和大学 教授)
清水義悳 (NPO 全国就労支援事業者機構 理事)
宮島 慎吾(武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 教授)
中田 晢夫(NAC 商品開発研究所 代表取締役)
菊池 貞雄(NPO コミュニティシンクタンクあうるず 専務理事







2012年8月18日土曜日

十勝ロングトレイルyoutube

今年も「とかちロングトレイルクラシック」の時期が来ました。例年より一週間早い9月15日〜18日に開催いたします。4日間で100km歩くのですが、一日にすると最大で36kmです。

この時期、十勝は収穫の時を迎えます。ちょうどジャガイモの収穫が行われている頃でしょう。畑の脇をとおると、巨大なトラクターとジャガイモが満載になったコンテナをみることができます。

食事は朝昼晩と十勝100%(お米などは違いますが・・)地産地消のお食事を提供いたします。ナチュラルチーズ、地場産小麦と酵母のパン、オショロコマの唐揚げなど十勝のこの時期、しかもこのロングトレイル特製のお食事を用意しました。

参加は1日からでも参加ができます。収穫の十勝を一緒にあるいてお昼ご飯をたべて、夕方は変えるお客様でも楽しめるとおもいます。
過去の様子は下記のyoutubeでも掲載しています。

ルートはパンフ見開き分に載せています。申込用紙は最後のページ(お食事例のページ)にありますので参考にしてください。

多くの方の申し込みをお待ちしてます。


2010年9月23日〜26日のトレイルレポートをご覧ください。
第1ステージ 
http://www.youtube.com/watch?v=YV7cGJHMYuU

第2ステージ 
http://www.youtube.com/watch?v=hYb7pNdmgcc&featured

第3ステージ 
http://www.youtube.com/watch?v=XiUgslb4DOw

第4ステージ 
http://www.youtube.com/watch?v=XiUgslb4DOw

この動画以上に詳細な内容が下記の
とかちロングトレイル ウェブサイトにて掲載していますので
合わせてご覧ください!




































2012年7月25日水曜日

境界はだれが埋める?


1.将来の絵を保持する地域のチカラ
先ほどジグソーパズルの絵とピースになぞらえましたが、地域の将来像は完成図です。そこに様々な役割(ピース)の方がはまり込んで、完成形に近づきます。
では、この完成図はだれの記憶にあることが良いのでしょうか。それはもちろん住民だと思っています。家畜糞尿からのバイオガスエネルギーも有機肥料による付加価値的農業や、障害者が参画するてまひま農業などの全体図と一緒に語られるべきモノだと思います。

2.コミュニティシンクタンクの意義
役所は信頼性の担保には絶大なチカラを発揮しますが、担当者がすぐ変わるために思いを共有する時間が短く、持続性がありません。
また、隣の課との協調性も難しいこともあり、硬直的になりがちです。
コミュニティシンクタンクは行政と住民の境界、住民団体相互の境界、隣町などの行政界の課題を乗り越えて活動しやすくすることも役割です。


ボランティアの限界とビジネス化


地方ならではのソーシャルビジネスとボランティアの限界

地方においては雇用の場の少なく、社会的な課題は多いのでソーシャルビジネスの可能性は高いと考えることが出来ますが、前述したように地域のムーブメントの多くがボランタリーな活動であり、ビジネス的なハードルは高いといえましょう。

① マーケッティングの視点
人口密度が高い首都圏で議論をしていると「良いモノさえつくれば売れる!」という事が言われます。確かに2〜3kmに何万人もすんでいる都会では購買力が高く、商品は完売し専従者が雇用できる可能性は高いといえます。しかし、地方では購買人口が少ないためにその地域内での販売だけでは、専従者の給料を充足できません。
そのため、広報宣伝、営業などが必要です。ソーシャルビジネスといえども中小企業経営者と同様の能力が必要とされます。最大の営業ツールは社会的課題を解決する「志」です。

② 地域のストーリーを伝えるデザインの視点
ソーシャルビジネス商品である由縁は社会的課題の「ストーリー性」を理解することから始まります。対面販売では、志を伝えることが可能であり、共感・共鳴して購入してもらえます。しかし、消費地から遠隔にある地方の社会的課題の理解と志を販売員に託すことは容易ではありません。
そのために志をつたえるデザインマインドが必要となります。
ソーシャルビジネスにおいてデザインは基盤整備であり、それぞれの担い手が独自に人材確保するより、デザインという専門職を共有財産化、基盤整備化するほうが地方においては効率が良いと考えています。


地域づくりの記憶を引き継ぐ


地域づくりボランタリー活動の限界と持続的発展
記憶をひきつぐ
住民と中心となってボランタリーな活動を進めても、地域の中核にいる自治体の協力なしには進みません。プロジェクト初期段階では自治体の当該部署の方と連携がとれているのですが、数年たつと転勤や配置転換があり、役場内でのプロジェクトの記憶が薄くなっていきます。せっかくの活動も10年後には「あったね、その活動!」という事になってしまいます。
地域の課題はいつもほぼ共通なので多少カタチは変わってまた以前とは違う住民と役場担当者の組み合わせで発足します。プロジェクトのスクラップ&ビルドになってしまいます。活動した記憶を蓄積することが必要ですが、それには地域の住民に記憶をひきつぐ仕組みを装置することが重要です。

複合的な活動に展開
以前と異なり、近年の課題は境界が曖昧になっています。当初は景観改善活動であったことが徐々に農村や環境ツーリズムにつながったり、河川環境の水質浄化などの環境課題と連結したり、近年の地域作りは「複合的」になっています。
役場の担当課はそれぞれ境界があります。家畜糞尿は畜産課の担当ですが、バイオマスでエネルギーにすると産業課、流出防止は環境課、液肥利用は営農課など多岐にわたります。複合的な地域課題に対応しようとする住民には企画課、地域振興課などの役場のコーディネイターが重要な役割を果たします。








2012年6月25日月曜日

地方とソーシャルビジネスと談合問題

昔から地方の建設業の談合問題が課題となっています。談合は業者同士が示し合わせて、安くたたき合うことをやめて、ほどほどのところで手をうち予算額を獲得しようとするモノです。定義はいろいろあるでしょうが、私はこんな感じで理解しています。

市民からいただいた税金を建設工事などで発注すること自体は問題がない。その価格が不当に高いか、競争を避けていることに問題があるんでしょうね。
では、安ければいいのかがまた問題です。もともと公共事業には税金をつかって、市民の出来るだけ多くが雇用されたり、地域での購買が促進されたりする効果も目的の一つとしてあるのでしょう。

地方においてはお年寄り夫婦が細々と営んでいた酒屋がコンビニになり、1年後にはなくなっていたり、昔からの食堂のとなりに安価な全国飲食のチェーンができて、昔からの食堂は価格的にも営業時間もあいそも?負けてしまい、閉店することが発生しています。
少なくとも、私が訪れる北海道の地方都市ではどこでもにたり寄ったりな印象を持ちます。
地元資本の本屋さん、地元の電気屋さんなどが次々と消滅していき、地域を支えている人たちもいなくなります。全国チェーンの店長はおそらく地域をささえる意識を持ちにくいのではないでしょうか。コンビニの店長は隣接する同業を蹴散らして、我が店舗だけが勝ち残るのが課せられた責務です。「資本」主義のなかでは仕方がない、これが資本主義の求める姿なのです。

でも、地方においてはどれだけお金が循環するか・・が重要ではないでしょうか。最近強く思います。市民は給料を地場のお店で使い、その売り上げで店主がそこで店をやりつづけて、雇用して地域は維持されるのです。

建設事業者の談合がわるいのは、特定の会社や資本に元は税金であったものが、私財として蓄積されたり、地域への貢献度が低かったりしたからなのではないかと推察します。
地域へわたるお金を小さくするために不必要な低価格(安物や海外産でなければ不可能なほどの)で工事させることが目的ではないと思います。

公共工事が目的の一つとする地域貢献や、雇用の数、地域に落ちる金額などが示されて実行されるとより社会にとって必要な公共事業となると思います。

既にに地域を循環するお金と、食堂・電気屋・本屋などの循環を促す基盤は全国チェーンに奪われているので、全国チェーンで購入しても地域にはパート雇用程度の効果はあれ、多くは本社にお金がながれ、何百億の利益のなかの一部になります。

ソーシャルビジネスはこんな経済状況をほんのすこしだけ、流れを変えようとする動きです。地域で営業する人々を支援して、地域を考える人を応援する仕組みです。
最近の経済の動きは、お金偏重が一層活発化しているように思います。また地方に働く若年者も「ゆとり」「やすらぎ」「いやし」など、今の元気な年寄りよりも老化した指向を持っているように思います。

地域にお金をながして若者を鍛える(失望しかけてますが)ことが地域が存立する最低限の取り組みです。



2012年6月3日日曜日

左側通行

ここ数年月に1、2回は東京に仕事に行っていますが、そのたびに気になることがあります。
管理が徹底したなぁと感じることが多くなりました。

飛行機にのって音楽を聴いていても、その都度シートベルトをはずしてもいいけど、危ないから外すな。エレベーターは危ないからヒトに触れないように気をつけろ、常にコーションマークだらけです。




いつから、こんな事を言われないと動けないヒトだらけになったのか?
もしくは、こんなヒトは1/100人だけど、責任逃れでいっているのか?
私は小学校のころには左通行と書いた廊下がありましたが、高校にはなかった。歩きにくいし、ヒトとぶつかりながら歩かないでしょ、ふつう。
どうどうと床にプリントされてました。すごいな、こうしないと「なにか」が都合悪いんだ。歩くヒトが、自分がぶつかったことを駅に苦情を言うヒトに対応するアリバイか。
ぶつかって痛いのは自分なのに、いろいろな判断も人任せなのかな。

ルールに文句言う気はありません、ひだりを歩こうぜ!
こんなことのわからない社会ってどうなんだ、どこで歯車がくるってるかわからないけどアウトプットがずれてきている気がします。


2012年5月28日月曜日

非営利型株式会社登記完了!


非営利型株式会社

5月18日に帯広畜産大学発ベンチャー企業「北海道バイオマスリサーチ株式会社」が非営利型株式会社として要件について登記の変更をおこないました。

1.従来は株主に配当していた剰余金のすべてを社会貢献積立金として一次的に内部留保し、社会貢献する人々や団体に対して寄付をすることとしました。

2.会社が解散するときの残余財産は株主総会の決議をへて社会貢献活動に関わる人物や団体、地方公共団体に寄付することができるとしました。

地方にある会社の多くは地域社会の中で社会的意義を有しているものです。地域社会で必要と思われるから存在していることがその証拠です。

私たち北海道バイオマスリサーチは地方公共団体や国から研究資金、受託業務をいただいて生計をたてています。
成果品は地域で活用できるバイオマス利用やブランドプロデュースなど地域内の経済を循環させるような取り組みが中心です。

このような社会的取り組みを期待して発注していただいている皆様からの、利益分をどのように配分するのが良いのかを検討した結果、上記の結論となりました。

一昨年度私たちが関わったエゾシカブランド創出事業も昨年度資金をもらわなくとも給食への展開、ペットフードへの展開その他の企画をサポートしています。

また、NPOあうるずがおこなった十勝マフィンプロジェクトは昨年は振興局予算でしたが、今年も独自マフィン講習会などを展開しようと考えています。

十勝ロングトレイルも5年目になりますが、赤字を出しながらもムーブメントを作り続けることができるのもバイオマスリサーチの支援があってのことです。

NPOあうるずも北海道バイオマスリサーチも社会的団体として今後も積極的に展開していくつもりです。

宜しくお願いします。

いいべやバンドS&S同奏会

帯広の昔からの音楽仲間で飲みながら、食べながらのコンサートを行いました。
年に一般会う仲間もいるし、たのしかったな。

私たちバンドでドラムをたたいているサスケさん(ドラム)とは中学校でもバンドをやってました。そのあと高校生になり、門脇さん(ベース)、まっちゃん(ボーカル)でバンドをやってました。

私たち高校生バンドを応援してくれていたのが鈴木繁男さん率いる「M」でした。今も「M」という喫茶店をやっている鈴木さんのお姉さんと鈴木さんの遺影のまえで記念写真をとりました。

鈴木さんの命日は6月9日ロックの日です。このひはちょうど私たちは豊田勇造さんのライブの前座をやらせてもらう日です。鈴木さんの最後のライブは2年前の豊田さんのライブの前座でした。

いろいろな縁が音楽を通じてあります。音楽ってイイですね。

いいべやバンドS&S同奏会2012