2009年6月22日月曜日

都市型バイオガスプラントを考える



自然教育や環境教育、食育など様々なアプローチで子供たちに実感できる教育を提供しようとする運動が進んでいます。
しかし、現実には都市域に近い酪農や農業などが迷惑施設として都市から離されようとしています。
都市に隣接する酪農は、飼料〜畜糞〜エネルギー・肥料〜市民利用活動など、貴重な教育施設として活用が可能です。
また食料自給率などの啓発においても農業を遠いところに置くのではなく、近くに存在してこそ農業教育が可能だと思います。

私たちは都市型農業を考えるためにバイオガスプラントを中核として「資源循環システム」を創り出して、周辺市民と一緒になった地域づくりを提案しています。

2009年6月18日木曜日

BDF談義


京都に行く機会があり、いままでお世話になった方と情報交換することができました。
滋賀県の油籐商事の青山さん、今年の3月まで京都市役所で市バスのBDF利用を促進している中村一夫さんと、森林総合研究所の河畑さんとお会いすることができました。

BDF全道横断の北海道部分を協力することや、バイオガス利用について情報交換しようなどの意見がでて、楽しいひとときでした。

2009年6月8日月曜日

第二回釧路バイオマス研修会

NPOあうるずと北海道バイオマスリサーチも参加して、第二回釧路バイオマス研修会が開催されました。
当日は帯広畜産大学梅津教授の基調講演の後にバイオマスを活用したビジネスと言うことで私がお話をさせていただき、そのあとに国土交通省の方からバイオガスバスの可能性のご講演がありました。

釧路地域は水揚げ日本一ということもあり、海洋性資源(さかなのアラなど)が多く、処理に結構なお金を使っています。また、阿寒湖方面には家畜も多いため、海の魚、丘陵の乳牛などの一次産業資源を活用してバイオガスを発生させるといろいろな地域振興に展開するのではないかと提示しました。
・漁船などをつくる技術でバイオガスプラント
・建設事業者の機材で畜糞コントラクター
・海洋性廃棄物と畜糞のハイブリッド発酵
・バイオガス生産協同組合の可能性

など、地域づくりとバイオマスはまだまだやることがありそうです。