2011年7月28日木曜日

然別湖の外来生物

大雪山の麓の鹿追町然別湖はどこからともなく特定外来生​物のウチダザリガニが沢山生息するようになってしまいま​した。これらは天然記念物のオショロコマや日本唯一の日​本固有種のニホンザリガニに害を及ぼしているようです。​NPOあうるずの中山さんがもぐってその状況を調べる機​会があり、その写真をアップします。
岸から少し離れた潜水でないと駆除できない、または指も​入らないような巣穴にこもっているようです。
以前に北海道横断ザリガニシンポジウム、子供たちとおこ​なう然別湖でのザリガニワークショップを開催しましたが​、またやろうかな


バイオマスライブ2011

今年の札幌シティジャズバイオマスライブは昨年よりも1​0日くらい延長されました。昨年は1万3千リットルのB​DFでしたが、今年は7月26日時点にすでに9,597L・24,952kgのCO2削減を達成しています。昨日、びっくりドンキーの渡邊さんから報告いただきました。

これに先だって、札幌はジャズの街になる!バイオマスエネ​ルギーで開催されるバイオマス活動の告知を札幌駅から大通りにのびるビッセ​で開催しました。
全段ではびっくりドンキーの嶋貫部長とNPOあうるずの​三上が市民ができるバイオマス活動の提示をしました。
家庭からの天ぷら油〜お母さんの回収〜精製する環境産業​育成〜音楽ライブのエネルギー〜若い人たちへの情報提供​・・・・元へ、というバイオマス利用情報の循環をつくり​ます。

今年は広がりを見せており、来月の8月5日~6日にかけては興部町で興部町夏祭りバイオマスライブが開催されます。梅津教授、菊池などのあうるずバンド登場と言うことでこっぱずかしい限りです。
また、9月4日には下川町でjazz in forestバイオマスライブが行われます。

シティジャズに比べると小さな消費量ですが、運動としてはこの状況では重要です。

また、過日東京でソーシャルビジネスネットワーク(社団法人)と話をしていた際に
東京でもバイオマスライブをやれないだろうかとの話になりました。是非やりたいですね。北海道のように人口密度が薄い地域より、東京のようにみっちりと天ぷら油が分布している地域のほうがエコなエネルギーを集めやすいですし、野外ライブでの発電機利用でエコな音楽がみじかになります。
実現できるかどうかわかりませんが、バイオマスライブアーチストとしてse-noを紹介
しておきました。都内3カ所くらいでやりたいとのことでした。是非実現させたいですね。









city jazz バイオマスライブ

日本ロングトレイル協議会発足

7月8日に長野県小諸市にある安藤百福財団自然活動体験指導者養成センターで開催された、日本ロングトレイル協議会の発会式に行って参りました。NPOあうるずの工藤さんと私、十勝ロングトレイル推進協議会の山田さんが出席し、協議会委員になりました。
アドバイザーは高島トレイルの高島市、飯山市、白馬村、小海町などの元首長が就任され、協議会委員には信越トレイル、高島トレイル、八ヶ岳スーパートレイル、十勝ロングトレイルなどの各トレイル代表や、節田重節アウトドアライフデザイン開発機構会長、岡島成行先生などそうそうたるメンバーとなりました。
講演は観光庁スポーツ観光推進室長、文部科学省スポーツ青少年局の藤原青少年教育官、林野庁経営企画課岩佐企画官から各施策を紹介いただきました。
あとは、各トレイルからの報告となり、十勝ロングトレイルも十勝らしい写真満載で報告して喜んでもらえたとおもいます。

https://picasaweb.google.com/kikusada/uuTigG?pli=1


2011年7月16日土曜日

環境・エネルギーフォーラム

首都大学東京のよし葉先生が中心になってる防蝕学会が札幌で開催されるので、私たちバイオガス研究チームと合同でバイオガスについて話し合ってみよう!という「環境施設」篠田編集長の提案がはじまりとなり、7月16日に鹿追町での現地視察、帯広市でのセミナーを開催いたしました。

まずは鹿追町で1300頭規模の集中型バイオガスプラントの見学をおこないました。鹿追町の吉田町長に挨拶をしていただき、詳細は城石係長から説明していただきました。

鹿追町では家畜糞尿を集めてバイオガスをつくりだし、メタンガス濃度が高くなるように精製圧縮してボンベにつめてガス利用を使用と考えています。また、メタンガスで走る自動車(天然ガス車)、ガス利用暖房により冬期間にハウス栽培をおこなうなどの地域振興策と連結しています。

また、発酵し終わった液は有機肥料として畑作農家で消費しています。自然にやさしく、農産物に優しく、農家のお財布にも優しいシステムです。

こんな、システムが東北に必要だと思います。