2011年12月28日水曜日

東北被災地へのクリスマスプレゼントfromとかち報告

12月23日に吹雪の帯広を出発し、24日に南三陸町、25日に陸前高田市にクリスマスプレゼントFROM十勝としてお届けしました。その全てが十勝の企業と農場からの寄付です。本別町からキレイマメ、柳月・十勝木の実、六花亭・ホワイトチョコレート、十勝製餡・十勝ぜんざい、bio giftersから森農場・有機ジャガイモ、藪田農場・有機ぜんざい、満寿屋商店・ラスク、かみしま様・強気クッキーをいただきました。フェリー代などの経費は北海道バイオマスリサーチが負担しました。

12月23日は南三陸町に行き志津川中学校の仮設住宅にお住まいの102戸にプレゼントを進呈いたしました。受け取っていただいたのは南三陸町志津川中学校仮設住宅団地自治会の副会長佐々木様と庶務の鈴木様です。
12月25日は陸前高田の高田ドライビングスクールのクリスマス会と合流しました。トナカイとサンタさんに扮した、みなさんと合流しました。
また、九州の社会起業家の育成団体SINKaとソーシャルビジネス促進協議会の皆さんと「軽トラ市」に参加し、十勝からのプレゼントを渡しました。

その後、仮設住宅142戸が住まわれている陸前高田高校にいきましたが、途中市役所によるとクリスマスなのにお仕事をしている方が大勢いらっしゃったのでそこにもお裾分けをしました。
仮設住宅で受け取っていただいたのは高田高校仮設住宅自治会代表の熊谷様と岩手県産業復興相談センターの震災アドバイザの金野さんです。

強行軍で走り抜けました。プレゼントを持たせていただいた本別町様、柳月様、満寿屋商店様、十勝製餡様、かみしま様、bio giftersの森農場様、本間様、藪田様、小畑様ほか皆さんにお世話になりました。ありがとうございます
https://picasaweb.google.com/kikusada/YDJkc?authuser=0&feat=directlink

東北クリスマスプレゼント

2011年12月13日火曜日

bio giftersビオギフターズ

とかちソーシャルビジネスネットワークでは、12月15日からオーガニックな野菜や、良質な野菜などを販売するBIO giftersショップを開設します。
家畜糞尿からバイオガスで再生可能エネルギーをつくりだし、その液肥で有機的な農業に活用し、良質な農産物をつくってみんなで食べる循環型地産地消です。
農業を支えるのは消費する皆さんです。TPPの脅威をふっとばす取り組みとして進めています。


2011年9月30日金曜日

ロングトレイルクラシック2011の報告

ロングトレイルクラシック2011の報告

NPOあうるずのメーリングリストにロングトレイルの責任理事の工藤さんからメールがはいりました。ご覧ください。

------------工藤さんからのメール---------------------------
関係者の皆様
おはようございます。
9月23日から4日間お疲れ様でした。
初日は小雨のなかのトレイルとなりましたが、
日に日に天候も回復し、大きな事故もなく終えることができたのは
みなさんのお陰と感謝しています。
参加者が少なかったのは残念でしたが、その分、密にコミュニケーションがとれ
とても満足いただけたのではないかと思います。

今回は当初からの構想にあった、自転車やラフティングを取り入れた(動力を使わなければOK)トレイルや
拠点間に飲食・休憩所となる移動販売所(通称:ろんとれ茶屋)でもてなすなど
新たな取組みを行いました。好評でした...よね?

1日のみ参加の方からはいろんな演出をしていることを知り、
「ロングトレイルの魅力を味わうには全行程参加しないといけませんね!」とのメールをいただきました。

山田会長の挨拶にもありましたように
3回目を終え、きちっと検証をして今後の展開をみなさんと考えていきたいと思います。

私がいうのも口はばったいですがとても魅力のあるこのイベントを伝えるにはもう少し時間がかかりそうです。
“継続は力なり”
みなさんと楽しみながら、ビジネスとしても成立する方法を考えていきたいと思います。

宏一郎さんのブログ

工藤大輔さんのブログ

ロングトレイルクラシック2011の報告

ロングトレイルクラシック2011の報告

NPOあうるずのメーリングリストにロングトレイルの責任理事の工藤さんからメールがはいりました。ご覧ください。

------------工藤さんからのメール---------------------------
関係者の皆様
おはようございます。
9月23日から4日間お疲れ様でした。
初日は小雨のなかのトレイルとなりましたが、
日に日に天候も回復し、大きな事故もなく終えることができたのは
みなさんのお陰と感謝しています。
参加者が少なかったのは残念でしたが、その分、密にコミュニケーションがとれ
とても満足いただけたのではないかと思います。

今回は当初からの構想にあった、自転車やラフティングを取り入れた(動力を使わなければOK)トレイルや
拠点間に飲食・休憩所となる移動販売所(通称:ろんとれ茶屋)でもてなすなど
新たな取組みを行いました。好評でした...よね?

1日のみ参加の方からはいろんな演出をしていることを知り、
「ロングトレイルの魅力を味わうには全行程参加しないといけませんね!」とのメールをいただきました。

山田会長の挨拶にもありましたように
3回目を終え、きちっと検証をして今後の展開をみなさんと考えていきたいと思います。

私がいうのも口はばったいですがとても魅力のあるこのイベントを伝えるにはもう少し時間がかかりそうです。
“継続は力なり”
みなさんと楽しみながら、ビジネスとしても成立する方法を考えていきたいと思います。

宏一郎さんのブログ

私のブログ

2011年9月29日木曜日

あうるずのこれからの活動2

NPOあうるずでは13年まえからバイオマスエネルギー、特にやっかいものである家畜糞尿に着目しています。これらは処理するために多くの労力と、お金がかかっております。
堆肥にはなっていますが、もっと高度に役に立つことがあるはずだ・・・と考えていました。

家畜糞尿をつかって再生可能エネルギーをつくりだし、同時に肥料も創り出して、それをつかって有機農業や安心農業の展開をすすめ、さらに高付加価値な製品作りをおこない、売る場など販売機会の創出をおこなう・・・という、糞尿処理の入り口から出口まで各方面から評価いただき、研究事業や補助事業として採択されています。
来年3月には田舎ならではのソーシャルビジネス「システム」が形になると思っています。

現時点での関連事業(あうるず以外の事業も関わっています、他企業の機密に値する事業は記載しておりません)

1.酪農地帯を中心に安価なバイオガスプラントの開発
テーマ「北海道独自の バイオガスプ ラントの開発」
実施者 北海道バイオマスリサーチ

2.バイオガスプラントから出てくる消化液を家庭菜園や漁業、林業に活用する研究
テーマ「消化液利用 有機液体肥料 の開発」    
実施者 北海道バイオマスリサーチ

3.有機肥料で十勝の新しいブランド活動を促進する、家庭菜園で利用する「菜園都市」の実現
テーマ「有機質を活用した十勝オーガニックブランド」
実施者 十勝ソーシャルビジネス協議会

4.有機農業で生産されたシリアルや乾燥果樹を利用した高免疫、アンチエージング食品の開発
テーマ「十勝グラノーラ」
実施者 NPOあうるず三上、シアンルルめぐみ

5.地域の産品を自慢する市町村長の会(3ヶ月に一回程度開催)
テーマ「北海道 を変える首長 との懇親会」
実施者 NPOあうるずと北海道宝島旅行社

6.地産地消をすすめている十勝のレストランやファームインをあるいて回る100kmの旅
テーマ「とかちロングトレイルクラシック」
実施者 十勝ロングトレイル推進協議会

7.o農村振興基盤としてのデザインを活用した事例発表会(札幌)
テーマ「デザインの若い力による農村・漁村の活性化シンポジウム」(仮称)
実施者 札幌市立大学、武蔵美、東北工業大学帯広畜産大学、NPOあうるず

あうるずのこれからの活動

とかちソーシャルビジネス協議会の設立

十勝ではずいぶん前から、農村振興や、農村を楽しくするアウトドア活動など、今でいうソーシャルビジネスを進めてきました。最近では社会
的課題を解決する仕事」としてソーシャルビジネスの展開が急速に進んでいます。昨年にはSBN-ソーシャルビジネスネットワークが全国的にたちあがり、私と工藤理事さんとで六本木ヒルズでの発会式に参加してきました。
大地を守る会の藤田氏が代表をつとめており、私も評議委員として参加しています。

また、知的障害者の雇用拡大の運動として世界的広がりを見せているソーシャルファームジャパンの活動事務局を行っております。
アウトドア事業者とファームイン、農業者を連携した「とかちロングトレイル」を開催していることなどがNPOあうるずはソーシャルビジネスを推進してきました。

今回、北海道庁から内閣府事業として「新たな公共」の事業の採択をうけたことを契機に十勝のソーシャルビジネス事業者のネットワークを創り出そうということで、十勝ソーシャルビジネス協議会(仮称)を開催することとなりました。

日本のソーシャルビジネスを引っ張っている「大地を守る会 藤田社長」「スワンベーカリー 海津社長」「信頼資本財団理事長、アミタホールディングス熊野社長」をふくめ、宮島慎吾氏、長澤忠則氏など武蔵美教授陣を迎えて推進します。講師はこれからも増え続け来年度までに10名ほどで講演会・勉強会を開催していきたいと思っています。


現在までにコアメンバーとして下記の方に参加をお願いしております。
帯広畜産大学                           長澤秀行学長
本別町長              高橋正夫
清水町長              高薄渡
農業組合法人共働学舎新得農場代表 宮嶋望
NPOあうるず 専務理事             菊池貞雄
株式会社やぶ田ファーム代表        薮田秀行
シアンルルめぐみ 代表取締役  宮崎幸夫
ほか

田舎らしいソーシャルビジネスってどのような形か、どのように展開するのか、わからないことも多いのですが、元気な十勝農業者、加工事業者、私たちのようなプラットフォーム、本州のユーザーで日本を代表するソーシャルビジネスの地域モデルを作りたいと考えています。

2011年9月7日水曜日

バイオマス活動年表


私たちがおこなったバイオマスによる地域づくりの活動年表ができました。
いや〜やったなぁ〜。

平成 9年 ■発足 十勝型バイオガスプラント推進研究会
●開催 講演会「デンマークに学ぶ環境調和型農業1」(帯広・札幌)
平成10年■発足 とかちバイオガスプラント研究会
●開催 講演会「デンマークに学ぶ環境調和型農業2」(帯広・室蘭)
●調査研究 十勝地域におけるバイオガスプラント開発に関する可能性調査
平成11年●開催 バイオガスプラントシンポジウムin鹿追
●視察 北海道内バイオガスプラント(酪農学園大学・江別市まちむら農場・虻田町)
平成12年●視察 海外バイオガスプラント(デンマーク・ドイツ)/フランス農業ビジネス展
●開催 バイオガスプラントシンポジウム/海外視察報告会
●調査研究 別海町中西別地区酪農家との情報交換会
平成13年●事務局担当・GGAA2001畜産における温室効果ガスの制御と利用に関する国際会議
・循環型農業見本市inとかち2001
・畜産における自然エネルギーとかちフォーラム
●出展 循環型農業見本市 inとかち2001(GGAA2001協賛事業)
●調査研究 NEDO 環境調和型エネルギーコミュニティーフィールドテスト事業
・調査事業「厳寒地域豚ふん尿と生ゴミを原料とするバイオガスプラント可能性調査事業」
■設計図作成 十勝型バイオガスプラントシステム14

平成14年 ●事務局担当 第30回国際農業機械展in帯広/循環型農業見本市 inとかち2002
 ● 循環型農業見本市 inとかち2002(第30回国際農業機械展 in帯広協賛事業)
 ●調査研究 循環型農業とバイオガスプラントに関するアンケート調査
 ●開催 食品リサイクルシンポジウム
 ●視察 関西地区バイオガスプラント(滋賀・京都・三重・兵庫)
 ●出版 とかちバイオガスプラント研究会 活動報告書
平成15年 ■発足 とかち循環型農業システム研究会
 ●開催 農業施設学会大会/循環型社会シンポジウム2003
 ●出展 循環型社会シンポジウム2003(農業施設学会大会同時開催事業)
 ●出展 クリーンエネルギーフェスタ(新エネルギー財団主催)
 ●出展 EFAFF2003/第4回農林水産環境展(千葉幕張メッセ)
 ●調査研究 はまなす財団との情報交換会

平成16年 ■受注 会員企業によるバイオガスプラント建設事業(士幌町・乳牛200頭規模)
 ●出展 EFAFF2004/第5回農林水産環境展(千葉幕張メッセ)
 ●出版 とかち循環型農業システム研究会 活動報告

平成17年 ●6月11日 バイオマスシンポジウム帯広(100名)
 ●10月22日 バイオマスフォーラム釧路(70名)
 ●11月12日 バイオマスフォーラム遠軽(30名)
 ●12月 2日 バイオマスフォーラム帯広(150名)
 ●11月29日 第5回農林水産環境展幕張 出展

平成18年 ●第31回国際農業機械展in帯広併催行事 
 ●とかちバイオマスWEEK2006開催 

 ●九州エコテクノ講演、出展

平成19年 ●農林水産省バイオマス発見活用事業(帯広、釧路、北見、紋別)
 ●バイオマスセミナー開催(帯広、北見、釧路)
 ●バイマスライブ!開催
 ●九州エコテクノ講演、出展

平成20年 ●農林水産省 バイオマス発見活用事業(北海道地域事業)
●10月芽室町バイオマス研修会
●11月とかちバイオマス利活用セミナー
●11月釧路地域バイオマスセミナー
●11月鹿追町バイオマス研修会

平成21年 ●農林水産省  バイオマス発見活用事業(北海道地域事業)
●地域バイオマス説明会(帯広、津別、稚内、札幌)
●帯広地域建設業協会バイオマス説明会
●1月北海道バイオマスタウンサミット
●2月バイオガスサミット in おこっぺ

平成22年 ●農林水産省  バイオマス資源活用事業(北海道地域事業)
●11月バイオガスシンポジウム2010
平成23年 ●2月帯広建設業協会バイオガスセミナー
●6月環境-エネルギーセミナー2011 in 北海道
●8月再生可能エネルギーセミナー
●8月日本の再生可能エネルギーの事例シンポジウム 東京大学
●9月北海道の再生可能エネルギーの事例シンポジウム 東京大学



2011年9月5日月曜日

9月13日北海道で成功している再生エネルギー

皆様

北海道で成功している再生可能エネルギーのシンポジウムが下記のように開催されます。
農林水産省の末松林政部長の基調講演からはじまりバイオマスエネルギーの政策を説明いただきます。北海道の鹿追町で行われている1300 頭規模のバイオガスプラントはエネルギーの4割を販売し、出てくる消化液は有機肥料として地域で全量活用されています。
また、オホーツクの町、興部町(おこっぺちょう)では水産廃棄物や生ゴミと糞尿を混ぜてメタンガスを発生させていますが、さらに大規模に展開して町全体のエネルギー供給をおこなう取り組みをすすめています。

この両取り組みは各町の町長が上京し説明をしてくれます。

ハンバーグで有名なびっくりドンキーのアレフが、北海道の恵庭市にある工場で取り組む二酸化炭素排出量50%削減の事例を発表します。

東京大学の森田先生が取り組むイネイネプロジェクトや木質エネルギーでは最先端の「森のエネルギー研究所」の大場さんを招いて、東北に活用してほしい方法について検討します。


せっかく北海道から町長さんが2名出向きます。学生には参加費の1000円を免除いたしますので、是非日本の成功事例をお聞きください。


9/13(火)13:00~17:00(受付12:00~)
再生可能エネルギーシンポジウム
北海道の再生可能エネルギー~震災被災地でできることを考えよう!
主催:北海道バイオマスリサーチ株式会社、社団法人日本有機資源協会(JORA)、
協力:NPOあうるず、「イネイネ・日本」研究会

■基調講演「農林水産省のバイオマス政策について」林野庁林政部長 末松 広行 氏
■情報提供①「鹿追町のバイオガスプラント」鹿追町長 吉田 弘志 氏
■情報提供②「バイオガスによる地域づくり計画」興部町長 硲 一寿 氏
■情報提供③「別海町バイオガスの稼働状況」NPOコミュニティシンクタンクあうるず 竹内 良曜
■情報提供④「㈱アレフにおけるバイオマス利用の取り組み」㈱アレフ 環境事業部長 島貫 久雄 氏

■パネルディスカッション
・コーディネーター:北海道バイオマスリサーチ株式会社 代表取締役 菊池 貞雄
・パネリスト:東京大学大学院農学生命科学研究科教授・「イネイネ・日本」研究会代表 森田 茂紀 氏
NPOコミュニティシンクタンクあうるず代表理事・帯広畜産大学教授 梅津 一孝 他
㈱森のエネルギー研究所 代表取締役 大場 龍夫 氏

■総括:日本大学大学院総合科学科環境科学専攻教授・東北大学名誉教授 野池 達也 氏

※シンポジウム終了後、会場周辺にて懇親会(会費制・別途申し込み必要)

北海道を変える首長を囲む懇親会「本別町]


北海道を変える首長を囲む懇親会「本別町」
3月17日に十勝町村会長である本別町を主役とした北海道を変える首長を囲む懇親会を開催しました。
本別は「マメの本別」として売り出し中で、特にキレイマメとして黒豆ブランドが好評です。
当日は長いもや舞茸など本別町のおいしい物でメニューが構成されました。

震災の後であったため、ネットへのアップを控えていました。


-----   メニュー   ---------

長いものキャラメリゼ
舞茸のフリット
キレイマメのサラダ

舞茸とサラミのピッツア(北海道産小麦春よ恋い)
短角牛と豆(豆で張り切るお母さんの会)のラグー 生パスタ

豚肩ロースのロースト 花豆の煮込み添え

ワインで煮た豆入りのパウンドケーキ





帯広市フードバレー環境バイオマス講演会


9月3日土曜日にはフードバレー環境バイオマス講演会でお話をさせていただきました。地域の農業と農産物のブランド化、安心安全、バイオマス活用などはそれぞれ個別の物であると考えやすいのです。

畜産のエサ〜安全な牛の飼養〜環境に貢献する糞尿管理〜バイオガス〜ガスと熱の農業利用〜液肥の農地利用〜有機肥料による畑作物と乳製品のブランド化〜ユーザーへの情報発信〜高価値化〜地域収入の拡大〜新規農業加工品への取り組み〜雇用拡大・・・という連鎖を地域でおこしていきましょう!というお話をしました



北海道を変える首長との懇談会「松前町」


9月1日札幌にて「北海道を変える首長との懇談会第4回松前町長」を開催しました。この催しは,北海道でがんばっている町長が自慢の食材をもちこんで、民間行政とわず各方面の第一人者に「我が町の自慢話」をして、物産・観光・ものづくりなどをすすめる仲間作りをしようというものです。
今回は元気ばりばりの若手ナンバーワン町長である松前町長をお呼びして開催しました。松前はやはり海の幸。マグロとカニなどが目白押し。
この会は補助金などを使用しておらず完全割り勘です。今回は5000円で料理と飲み放題でした。自立できる我が町フルコースを目指しています。

マグロとアボカドのサラダ仕立て
マグロのオイルマリネ
マグロの香草パン粉揚げ
旬の野菜サラダ

松前ウニとプチトマトのピッツア
松前産紅ズワイガニの爪とたまふくら(函館産)のパスタ
当別豚肩ロースとインゲンのロール
松前産生椎茸入りマルサラソース
松前の桜をイメージしたロールケーキ




2011年8月28日日曜日

動機のデザイン


動機が不純と言いますが、不純の反対の「純粋」というのがどんな参加の方法なのか私にはわかりません。
昔の話ですが、私より10歳くらい上の世代の学生運動では多くの内ゲバがありました。
詳しくはわかりませんが、先輩達に聞いたところでは「動機が不純」や「思想の不一致」などが理由かと推測されます。それで、多くのセクトができ、さらに仲間内でけんかを始めました。
でも、敵は違うところにいたはずです。

私はこれを「小山の大将おれひとり」と言っています。「お山の大将」なら多くのコブンを従えたガキ大将・・のイメージですが、小山の大将は違います。大将になりたいために山をつくったのですから、コブンは2〜3人で十分です。人をあつめて小山をつくるのが目的なのでそれで目的は達成している、コブンを集めた際に主張したはずの大義名分は達成できないかもしれません。おそらくそれでもかまわないのでしょう。

私はNPOで活動する「動機を問わない」と言っています。行政、企業など参加する各人の動機「社会貢献がしたい」「「ひとかどの人物と思われたい」「親として社会活動をみせておきたい」「職場で社会活動していることを評価してもらいたい」。
それぞれ能力の異なるひとが一生懸命やるのであれば、目的に近づくので大歓迎です。
問題は目標に近づく努力をしないで、加わっている事が目的の人もいます。何か利益を受け取る(名誉であれ、活動実績であれ)のであれば活動はして、目標に近づかなくてはなりません。

どんな仕事でもそうですが、目標に達するには厳しさが必要です。中尾半端な動機や、明確に意識されてない動機は目標に近づく努力ができないことが多いので途中から参加できなくなります。するとどうなるか?嫉妬する。

コーディネイターはこのようなネガティブな心の動きを推測し、相手の立場を理解して「活動できる動機」を提供することが必要です。
私はこれを「動機のデザイン」と名付けました。

2011年8月26日金曜日

企画する場合、わすれてはならないキーワード

 最近は地域を考える時にいくつもの要素を満たす必要があります。私が講演するときには4つのKと3つのJと言っています。Kは「環境、観光、健康、教育」です。Jは「女性、情報、地場産業」といってます。地場産業がJってのは苦しいのですが・・・。地域振興プランはこれだけのキーワードで説明がつかなくてはならない・・といってます。企画する人はこれらのキーワードを頭にいれておくことが重要です。

2011年8月24日水曜日

地域作りのジグソーパズル、マスター図面は誰がもつ!?


今日の懇親会で「バイオマス」と「ブランド化」「ツーリズム」などが違う事象を指しているのか?ということです。私の仕事のなかに「十勝をあるく100kmの旅十勝ロングトレイル」「バイオマス産業社会の推進」「地域農産物のブランド化」などがあります。観光は観光庁、ブランド化は経産省、バイオマスは農水省(ほかにもありますが)と感じる人が多いようです。
地域の資源であるバイオマスを活用し、エコなエネルギーと液肥で高品位な農産物のブランド化をすすめて、地域の特色ある食べ物を3泊四日でたべあるく・・・という地域のあるべき一つの姿のなかに、バイオマスやツアーや農産物のブランド化、健康や福祉、エネルギー政策などが含まれます。
地域という現場が構成している各要素を、切り分けて各省庁にあげるイメージが必要です。地域作りのジグソーパズルのピースは各省庁の政策ですが、全体の絵を共有するひとたちが地域作りの仲間(福祉事業者、観光ホテル、バイオマス、農業者、デザイナーなどのあつまり)が重要です。

日本の再生可能エネルギー事例発表

北海道バイオマスリサーチと日本有機資源協会で主催した日本の再生可能エネルギー事例発表会が無事に終了しました。
農水省の施策説明と東京大学阿部先生からのバイオエタノールの現状のご後援につづき、北陸と東海以外の地域から発表がありました。北海道はあうるずの竹内、東北はTCコンサルタント、関東はX都市研から、近畿は内外エンジニアリング、中国四国は廃棄物工学研究所、九州はトレス、沖縄は亜熱帯バイオガス利用研究センターから発表がありました。地域によって利用されているバイオマスってちがうものですねぇ〜。



今日の発表のなかで欠けていることがあります。それは市場性やマーケティングの視点です。研究開発しました、とかプラントを作りましたはいいのですが、どうやって売るのか、どこでメリットを得るのか(あえて採算性とはいいません)などの、取り組む動機につながる視点が不足していると感じました。これからはバイオマス製品を売る仕組みや、自然エネルギーを選択的に購入する仕組みなどがなければならないと思います。
持続可能な社会をつくるバイオマスが持続できないとしかたないよね。バイオマスもブランド化の時代だ!



写真集
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.277374952279590.88188.100000212613006&l=8b16569e46&type=1

2011年8月22日月曜日

麦感祭

麦に感謝する祭り・・・麦感祭が音更町で開催されました。帯広の満寿屋商店や竹中農場などNPOあうるずがお世話になっている若い農業者などで企画しました。NPOあうるずのひよこデザインプロジェクトもお手伝いさせてもらいました。

最近の若い農業者と連携するパワーってすごいですね。農業が本格的にあたらしくなりそうな勢いです。
北前船の時代から北海道は本州に食料や物産を供給する地域として本州の小作人のような存在が続いていました。近代になって農協など組織的な経営が活発になりましたが、小麦などは海外製品からみると格下に位置付いていました。
それも、いまでは品種改良や営農技術によって、海外産より優れた小麦もでてきました。
十勝の農業自給率1000%、東京は1%で大阪2%です。
農村が消費に隷属するのではなく、都市と農村のパートナーシップの時代が来ています。
写真集はこちら











2011年8月19日金曜日

とかちの未来を創造する会

9月17日に帯広のランチョエルパソでおもしろい会が開かれました。
加藤登紀子さんがくるということで「とかちの未来を創造する会」という会が発足したのですが、有機農業などに関わっている元気いっぱいの農業者の皆さんがあつまっていて、私にはバイオマスエネルギーと有機肥料の話をせよ!という指令があたえられお話をさせてもらいました。
神戸にある弓削牧場の「菜園都市構想」の話をしました。都市型農業から出る有機肥料を周辺住民でつかって1平米の有機農園をつくると、都市に膨大な有機農業が誕生するというモノです。農水省都市型酪農支援する事業の協力を得て、BIRDでコンサルティングしました。
できれば、その生産物は近くのレストランと流通させると地域経済が窒素で循環する・・という考え方です。
サイエンスと菜園をかけてます。
有機で家庭菜園をおこなうという取り組みが同時に帯広でもおきたことに驚きました。



2011年8月16日火曜日

帯広コスプレ珍道中!2011




帯広には「平原祭り」という祭りが盛大に行われています。しかし、私の子供の時からみると盆踊りの出場者も減ってきたようですし、昼間のイベントも大道芸などが中心となりつつあります。
地域の人が中心であってほしいのですが、若い人が少ない・・・、積極性がない・・・などといわれがちです。
本当は参加したいけど「きっかけ」がないだけ、「動機」を提供しないだけかもしれません。

昨年度おこなって好評だったひよこデザインプロジェクトの「夏の暑さもなんのその!コスプレ珍道中」というスタンプラリーを今年もやりました。昨年よりさらにパワーアップして30名弱が集まってくれました。それも、すごく若い!
雨の中を盆踊りもやってくれて、楽しい!と言ってくれてます。よかった。
ちなみにこの企画はひよこデザインがほとんど全てをやりとおしました。すごいな、おじさんは出る幕なかった。

写真集はこちら!

十勝産100%のひよこカフェ

ひよこカフェっていっても、鶏のひよこではなく、NPOあうるずのデザイナーのひよこデザインプロジェクトの事です。
農産物をデザインによって振興しよう!という若手デザイナーの集まりです。
いままで、蓄積してきた十勝の若手農業者との連携を活用して、十勝産100%のカフェがお祭りに登場しました。


十勝の農産物だけでつくったカフェです。地鶏の卵、オーガニックのジャム、十勝産小麦、オーガニック野菜などでつくりました。塩は十勝にないのでモンゴルの緑化に協力している「バンペン」の岩塩を使いました。
牛乳は「畜大牛乳」です。多くの農業者の皆さんが協力してくれました。






十勝親父の背中を超える会
2009年2月、20~30代の若手農業者により発足しました。十勝の安心安全な食材を提供しています。消費者と生産者の信頼関係を築くことをテーマとして活動しています。

外山農場
帯広市美栄町にある畑作農家です。家族経営で「土は生きている」をモットーに、有機物循環農法を実践し、35,6haの大地に小麦やビート、アスパラなどの作物を栽培しています。

波佐農場
他種類の作物を栽培しています。中でもじゃがいもは種類豊富で通年生産し、販売しています。長いもの栽培方法にもこだわっており、消費者が扱いやすいものを栽培しています。

満寿屋商店
創業1950年の老舗パン屋です、伝統を守りつつ、十勝産食材100%を目指し、日々新しい美味しさを追求しています。素材や製法に徹底的にこだわりながら、美味しさと笑顔をお届けしています。

共働学舎 新得農場
いろいろな理由から社会での居場所を見つけられない人がいます。そうした人々が共に働く場を十勝新得町の大地に営んでいます。チーズを中心にものづくりをしています。

上田精肉店
新得町で厳選されたエゾシカ肉を販売しています。エゾシカ肉は低カロリー、鉄分が豊富などの特徴があります。健康志向や、自然志向の方、女性やお子さんに是非食べて頂きたい食材です。

シアンルルめぐみ
清水町にある家庭料理のレストランです。近郊の農家の野菜や豚肉などの食材は、すべて店主自らが生産地に足を運んで直接仕入れています、おいしい家庭料理でほっと一息、ぜひお立ち寄り下さい。

小野寺農園
小野寺農園で作る手作りジャムは、健康のためにと作り始めた無添加ジャムです。庭で採れたベリーを使用したジャムを是非皆さんにもおすそ分けしたいと思います。

くさなぎ農園
くさなぎ農園では昔ながらの平飼いで取りを育てています。自然光が差し込む開放型の鶏舎で育った鶏は元気いっぱいです。くさなぎ農園の卵は着色料などを一切使用しない有精卵です。

クッキーハウスぶどうの木
障がいを持つ方の日中活動として、クッキーやパウンドケーキを中心とする焼き菓子を製造・販売しています。甘さ控えめでさくさくとした歯ごたえが特徴です。

クラップス
十勝の農業と食を最大限にいかし、地域の向上と活性化を目指す平均年齢27歳のグループです、2007年2月に発足しました。おびひろホコテンへの参加や、農産物の販売と飲食提案などを行っています。

山本忠信商店
ヤマチュウは農業を「コミュニケーション産業」と位置づけ、「生産者と共にとり組みたい」という実需の願いと、「消費者の喜ぶ姿に接したい」という生産者の願いを結ぶコミュニティカンパニーです。







2011年8月8日月曜日

おこっぺバイオマスライブ







8月6日〜7日にオホーツクの街興部町(おこっぺちょう​)でバイオマスライブを行いました。天ぷら油をあつめて​そのエネルギーでライブコンサートをおこないます。
一晩と一日分でやくBDF50Lを使用しましたが、集ま​った天ぷら油は250Lで5回分の夏祭りに相当するエネ​ルギーがあつまりました。
子供達を対象にしたかんたんなバイオマスクイズをおこな​い、おじさんが中心にバイオマスライブをおこないました​。来年は興部おじさんバンドフェスティバルをバイオマス​でやろう!

2011年8月2日火曜日

日本と北海道のバイオマス成功事例聞きに来てください!

再生可能エネルギー推進が本格化しそうですね。
もう10年以上も進めてきた身からすれば「やっとすすむ!」と喜んでいいます。
しかし、思い起こせばいままでに何度か「良い風が吹いてはなぎになる・・・」ことがありましたので、安心は出来ません。

いままで北海道が取り組んできたバイオマスエネルギーの成果をあつめて、日本の再生可能エネルギー利用にノウハウを活用してもらうことを目的として8月と9月に東京でシンポジウムを開催します。

北海道の十勝地域からは1300頭の牛の糞尿を集めて、バイオガス利用、液費利用をおこなっている鹿追町長をはじめとして最先端の取り組みをご紹介して、皆さんとディスカッションをしてみたいと考えています。


8/24(水)、9/13(火)に東京大学弥生講堂にて再生可能エネルギーシンポジウムを開催します。
シンポジウム参加は事前申し込みが必要で、参 加費は1,000円(当日徴収します)、懇親会参加費は4,000円(予定・先着順)です。北海道、全国各地のバイオマスエネルギーの取り組み事例を発表 していただき、震災被災地でできることをみんなで考える機会にしたいと考えています。皆様のお申し込みをお待ちしています。
お問い合わせ、お申し込みは、
・社団法人日本有機資源協会(JORA)(嶋本、出越)TEL 03-3297-5618
・NPOコミュニティシンクタンクあうるず(竹内、佐藤)TEL 0155-67-6305 まで

8/24(水)13:00~17:30(受付12:00~)
再生可能エネルギーシンポジウム
日本のバイオマスエネルギーの事例報告~震災被災地でできることを考える!
主催:北海道バイオマスリサーチ株式会社、社団法人日本有機資源協会(JORA)、
協力:NPOあうるず、「イネイネ・日本」研究会

■基調講演①「バイオマスを巡る情勢について(仮)」農林水産省
■基調講演②「イネイネ・日本」プロジェクト~イネからエタノールをつくる 東京大学大学院農学生命科学研究科助教・「イネイネ日本」研究会評議員 阿部 淳 氏
■情報提供(予定)全国各地域におけるバイオマスに関する活動状況について報告・情報提供をしていただきます。
北 海道地域:NPOコミュニティシンクタンクあうるず、
東北地域:NTCコンサルタンツ㈱、
関東地域:㈱エックス都市研究所、
北陸地域:㈱循環公害研究セン ター、
東海地域:㈶農政調査委員会、
近畿地域:内外エンジニアリング㈱、
中国四国地域:㈱廃棄物工学研究所、
九州地域:TRES、
沖縄地域:NPO亜熱帯 バイオマス利用研究センター、
情報提供:社団法人日本有機資源協会(JORA)
■パネルディスカッション
・コーディネーター:北海道バイオマスリサーチ株式会社 代表取締役 菊池 貞雄
・パネリスト:東京大学大学院農学生命科学研究科助教・「イネイネ日本」研究会評議員 阿部 淳 氏
       社団法人日本有機資源協会(JORA)専務理事 今井 伸治 他

※シンポジウム終了後、会場周辺にて懇親会(会費制・別途申し込み必要)






9/13(火)13:00~17:00(受付12:00~)
再生可能エネルギーシンポジウム
北海道の再生可能エネルギー~震災被災地でできることを考えよう!
主催:北海道バイオマスリサーチ株式会社、社団法人日本有機資源協会(JORA)、
協力:NPOあうるず、「イネイネ・日本」研究会

■基調講演「農林水産省のバイオマス政策について」林野庁林政部長 末松 広行 氏
■情報提供①「鹿追町のバイオガスプラント」鹿追町長 吉田 弘志 氏
■情報提供②「バイオガスによる地域づくり計画」興部町長 硲 一寿 氏
■情報提供③「別海町バイオガスの稼働状況」NPOコミュニティシンクタンクあうるず 竹内 良曜
■情報提供④「㈱アレフにおけるバイオマス利用の取り組み」㈱アレフ 環境事業部長 島貫 久雄 氏

■パネルディスカッション
・コーディネーター:北海道バイオマスリサーチ株式会社 代表取締役 菊池 貞雄
・パネリスト:東京大学大学院農学生命科学研究科教授・「イネイネ・日本」研究会代表 森田 茂紀 氏
       NPOコミュニティシンクタンクあうるず代表理事・帯広畜産大学教授 梅津 一孝 他
       ㈱森のエネルギー研究所 代表取締役 大場 龍夫 氏

■総括:日本大学大学院総合科学科環境科学専攻教授・東北大学名誉教授 野池 達也 氏

※シンポジウム終了後、会場周辺にて懇親会(会費制・別途申し込み必要)

2011年7月28日木曜日

然別湖の外来生物

大雪山の麓の鹿追町然別湖はどこからともなく特定外来生​物のウチダザリガニが沢山生息するようになってしまいま​した。これらは天然記念物のオショロコマや日本唯一の日​本固有種のニホンザリガニに害を及ぼしているようです。​NPOあうるずの中山さんがもぐってその状況を調べる機​会があり、その写真をアップします。
岸から少し離れた潜水でないと駆除できない、または指も​入らないような巣穴にこもっているようです。
以前に北海道横断ザリガニシンポジウム、子供たちとおこ​なう然別湖でのザリガニワークショップを開催しましたが​、またやろうかな


バイオマスライブ2011

今年の札幌シティジャズバイオマスライブは昨年よりも1​0日くらい延長されました。昨年は1万3千リットルのB​DFでしたが、今年は7月26日時点にすでに9,597L・24,952kgのCO2削減を達成しています。昨日、びっくりドンキーの渡邊さんから報告いただきました。

これに先だって、札幌はジャズの街になる!バイオマスエネ​ルギーで開催されるバイオマス活動の告知を札幌駅から大通りにのびるビッセ​で開催しました。
全段ではびっくりドンキーの嶋貫部長とNPOあうるずの​三上が市民ができるバイオマス活動の提示をしました。
家庭からの天ぷら油〜お母さんの回収〜精製する環境産業​育成〜音楽ライブのエネルギー〜若い人たちへの情報提供​・・・・元へ、というバイオマス利用情報の循環をつくり​ます。

今年は広がりを見せており、来月の8月5日~6日にかけては興部町で興部町夏祭りバイオマスライブが開催されます。梅津教授、菊池などのあうるずバンド登場と言うことでこっぱずかしい限りです。
また、9月4日には下川町でjazz in forestバイオマスライブが行われます。

シティジャズに比べると小さな消費量ですが、運動としてはこの状況では重要です。

また、過日東京でソーシャルビジネスネットワーク(社団法人)と話をしていた際に
東京でもバイオマスライブをやれないだろうかとの話になりました。是非やりたいですね。北海道のように人口密度が薄い地域より、東京のようにみっちりと天ぷら油が分布している地域のほうがエコなエネルギーを集めやすいですし、野外ライブでの発電機利用でエコな音楽がみじかになります。
実現できるかどうかわかりませんが、バイオマスライブアーチストとしてse-noを紹介
しておきました。都内3カ所くらいでやりたいとのことでした。是非実現させたいですね。









city jazz バイオマスライブ

日本ロングトレイル協議会発足

7月8日に長野県小諸市にある安藤百福財団自然活動体験指導者養成センターで開催された、日本ロングトレイル協議会の発会式に行って参りました。NPOあうるずの工藤さんと私、十勝ロングトレイル推進協議会の山田さんが出席し、協議会委員になりました。
アドバイザーは高島トレイルの高島市、飯山市、白馬村、小海町などの元首長が就任され、協議会委員には信越トレイル、高島トレイル、八ヶ岳スーパートレイル、十勝ロングトレイルなどの各トレイル代表や、節田重節アウトドアライフデザイン開発機構会長、岡島成行先生などそうそうたるメンバーとなりました。
講演は観光庁スポーツ観光推進室長、文部科学省スポーツ青少年局の藤原青少年教育官、林野庁経営企画課岩佐企画官から各施策を紹介いただきました。
あとは、各トレイルからの報告となり、十勝ロングトレイルも十勝らしい写真満載で報告して喜んでもらえたとおもいます。

https://picasaweb.google.com/kikusada/uuTigG?pli=1


2011年7月16日土曜日

環境・エネルギーフォーラム

首都大学東京のよし葉先生が中心になってる防蝕学会が札幌で開催されるので、私たちバイオガス研究チームと合同でバイオガスについて話し合ってみよう!という「環境施設」篠田編集長の提案がはじまりとなり、7月16日に鹿追町での現地視察、帯広市でのセミナーを開催いたしました。

まずは鹿追町で1300頭規模の集中型バイオガスプラントの見学をおこないました。鹿追町の吉田町長に挨拶をしていただき、詳細は城石係長から説明していただきました。

鹿追町では家畜糞尿を集めてバイオガスをつくりだし、メタンガス濃度が高くなるように精製圧縮してボンベにつめてガス利用を使用と考えています。また、メタンガスで走る自動車(天然ガス車)、ガス利用暖房により冬期間にハウス栽培をおこなうなどの地域振興策と連結しています。

また、発酵し終わった液は有機肥料として畑作農家で消費しています。自然にやさしく、農産物に優しく、農家のお財布にも優しいシステムです。

こんな、システムが東北に必要だと思います。



2011年5月20日金曜日

飯舘村訪問

19日に飯舘村を訪問しました。バイオマス技術でどのような貢献ができるのか考えてみたいとお話をしていたところ畜産環境整備機構の方と一緒に飯舘村、川俣町の農業者をまわることができました。
飯舘村は一面の水田ですが、水が張られていません。表土が飛散するのを防ぐためにも水を張った方が善いのではないだろうかと思いましたが、話を聞くと水をはって地中深く入っていっては困るということらしいとのこと。

町の一角に放射線量を量って、掲示してある場所がありました。昨日は値はなんと18μシーベルト!
これはすごいと思っていたところ、軽トラにのった近くの農業者がよってくれていろいろお話をしました。
彼によると「今日はもっと行く」というコトらしいのですが、私としては驚くの数値です。

飯舘村では村長にお会いできました。村長とはバイオマスを利用した地域再生の情報交換を短い時間させてもらいました。
飯舘の農業者は道路から見る限り、すごく立派な住宅を構えています。長い間、米作りをおこなって現在に至ったのだなと感じることができる地域です。なかでも、りっぱな農家にお邪魔しました。
ご主人曰くは「そとなら5マイクロシーベルト、なかなら2マイクロシーベルト」といっていました。中に入れてもらいいろいろとお話を聞くことができました。4代目の米作り農家で6haの水田と7haの牧草地をもち、牛をかっていました。糞が水田の栄養になり、自分の農地ないで循環している農業形態を作り上げていたようです。

原子力発電所により、避難を余儀なくされていますが、将来展望も明確にはなりません。
この住宅をすてて、よそにいくことができるかどうか。
ふるさとを捨てられるのか?飯舘がすばらしいところだっただけに、かえって心配になります。

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.227300893953663.76501.100000212613006&l=367cd094e0