2009年11月30日月曜日

環境モデル都市下川でバイオマスライブ



バイオマスエネルギーは地球温暖化を加速する二酸化炭素を排出しないエネルギーです。
バイオマスライブとは環境に優しいバイオマスエネルギーを使用してコンサートをおこなう仕組みです。
エネルギー源は家庭からでる廃天ぷら油を精製し、発電機を回して音響や照明の電力として利用します。
このシステムで削減した二酸化炭素排出権で木を植えることができます。
家庭からでる廃天ぷら油で好きなアーチストが音楽を奏で、削減できた排出権で木を植える素敵な循環が始まります。
下川町ではシンボルツリーだった樹齢300年のニレの木が平成18年に倒れてしまいました。
倒れた木の記憶をとどめようとギターをつくりました。下川町の楡の木、エゾマツ、エンジュなど地元の木でコンサートをおこなうのが今回の「楡の響音会」です。音響電力も地産地消の天ぷら油で二酸化炭素を排出していません。
森林の町下川町にふさわしい取り組みをさせていただきました。

演奏は現在札幌を拠点に活動している稚内出身のse-noのお二人です。

下川バイオマスライブ「楡の響音会」
すばらしい音楽のデュオ[se-no]HP
音楽が地球をすくう!バイオマスライブ
興部町夏祭りバイオマスライブ(和泉雅子さん、EPOさん)
七尺楡のギターとバイオマスライブ・・はるころさんブログ
BDFを使用したバイオマスライブ in WRC
バイオマスライブ in sapporo cityj azz

2009年11月13日金曜日

バイオマスライブ



興部町でバイオマスライブで興部夏祭りを行いました。当日は天ぷら油を回収して、さらにBDFをつかって発電し化石燃料を使用しないイベントとして開催できました。
当日はバイオマスクイズに多くの子供も参加してくれたおかげで、盛況に完了しました。
それを記念してバイオマス鉛筆を子供たちのプレゼントしました。
11月11日に興部町長に贈呈いたしました。

札幌シティジャズバイオマスライブ
和泉雅子さんと興部町バイオマストークショー

2009年11月7日土曜日

エコシティ帯広2009




11月7日(土)とかちプラザ2階レインボーホールで開催されたエコシティ帯広2009でコーディネイターを行いました。ディスカッションに先駆けて、菜の花ネットワークの藤井代表の基調講演があり、しっかりした信念と理解する仲間作りがバイオマス利用には重要だと再認識しました。また、滋賀県の油籐商事さんは天ぷら油の回収をとおして「エコ」なガソリンスタンドを経営し、どこでかっても同じ性能をもつガソリンという商品を、「エコ」な努力をしている油籐商事さんで給油したいと思わせるような取り組みを地道におこない、本業のイメージアップを果たしています。
また、びっくりドンキーのアレフは長年のバイオディーゼル、環境教育、工場のバイオマス化などの活動でびっくりドンキーのステータスアップと食品の安全感の向上などに大きな役割を果たすことができていると言うことです。
パネルディスカッションも急遽決まり、お呼びいただいたこともあり、前日までどのような話の展開をしたらいいのかイメージがわきませんでした。バイオマス活動をしている企業を支えるために市民ができること、またその市民に情報を提供すること、さらにその情報をわかりやすく作成することなどの課題を話し合いたいと考えました。結果は時間が足りないため十分ではなかったのですが、市民が支えるバイオマス産業の道筋は理解いただけたのではないかと思います。

シンポジウム
[基調講演] 「自律と自立~食とエネルギーの地産地消をはかる~」 
 藤井 絢子氏(NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表)
[事例発表] 油藤商事(滋賀県)、COOPさっぽろ(札幌市)、アレフ(恵庭市)、帯広市
 テーマ「十勝の資源活用を考えるディスカッション」と題してNPOあうるず菊池がコーディネイターとなり情報交換しました。

マスヤのラスク





武蔵野美術大学の宮島教授が本別キレイマメとひよこデザインプロジェクトのために来てくれました。今回の講演は岩手県岩室温泉をデザインの力で活性化させることに成功し、地域をデザインで興そう!ということをテーマにおこないました。
「いわむろのみらい」
「アートサイトいわむろ2009」
前日の本別町の渋谷醸造さんの社長のお話で「それにしてもデザインの力はすごい!」ということが印象的でした。以前GKインダストリアルデザインの山川社長が「すべてのものがだれかがデザインされている」と言われていましたが、よく気をつけて商品をみると細かくデザインされていることがわかります。生産地はどこでもこのあたりの努力をもう少しすると、環境に優しく、健康によく、おいしい農作物を効果的にアピールできるのではないかと考えています。
NPOあうるずではデザイナーの卵を養成する専門学校や大学を卒業した{ひよこ」をつかって十勝の農産物、加工品をつぎつぎにブランド化、デザイン化してしまおうというプロジェクトを行っています。ご要望があれば、皆さんの農場のパンフも作成します。
今回は、インディアンカレーとならんで十勝人のDNAと言われるマスヤパンの新しいラスクのブランド化のご用命をいただいております。宮島教授にもアドバイスをいただきながらがんばっていきます。

2009年11月6日金曜日

本別キレイマメ会議

本別町では町の事業者があつまって統一ブランドを創る活動が行われています。その名もキレイマメ。女性を対象にして黒豆のデトックス効果を売りだそうというものです。すでに、JR社内での雑誌やNHKテレビなどでも取り上げてもらっており、順調に販売が上昇しています。
アドバイザーである武蔵野美術大学の宮島教授と学生2名と事務局NPOあうるず菊池、町の事業者のみなさん、さらに本別農業大学校などがかかわり、立派なコミュニティビジネス、ベンチャービジネスに発展してます。それにしてもデザインの力の大きいこと。私の活動でも中核になっているのはデザイン改革と販路拡大です。北海道には生産量にくらべて農産物・デザイン・販路をコーディネイトする人が少な過ぎるのではないでしょうか。畜大にも農業デザイン学科(もしくは専攻)などがあったらいいなと提案はしています。農業振興にデザインを!
過去のキレイマメ活動
キレイマメムービー




2009年11月5日木曜日

CityJazzとBiomassLive






札幌市と芸術の森、北海道新聞、びっくりドンキーのアレフ、北海道バイマスリサーチ、NPOあうるずが連携して行っているバイオマスライブの今年一番の成果は札幌シティジャズで約一ヶ月とおして二酸化炭素排出ゼロの音楽をおこなったことです。
札幌、興部町ですでに実施しており、音楽による地球温暖化阻止を訴えています。

2009年11月4日水曜日

lohasの提唱者ピーターゼンさんと

10月27日には東京でロハスの提唱者ピーターゼンさんとお会いしました。デンマークに生まれて現在日本で活動をしています。企業経営にとって新しい軸である「環境革新」と「持続可能性」をあげています。当社とも何かしらの連携を進めたいとして北海道のソーシャルビジネスを展開できる方法を模索中です。