2011年2月28日月曜日

エゾシカ首都圏マーケット会議

北九州からまっすぐ東京にはいり、2月28日に新宿の武蔵野美術大学サテライトでエゾシカ活用を考えるマーケット会議を行いました。
無印良品の萩原様(流通・販売)、NAC商品開発研究所(ブランド開発)の中田様、ネイチャーインテリジェンスの中村様(アウトドア関連商品マーケティング)、通販・出版関連の吉岡様(キャンペーン、告知手法)を招いてエゾシカ商品を前にして、味見をしながらの評価会と今後の展開の参考意見をお聞きする会議を開催しました。座長は札幌〜帯広〜釧路とエゾシカ全道横断ワークショップをおこなってくれた武蔵野美術大学宮島教授(基礎デザイン学科)です。

多くのデザインの改善点、北海道全体で考えるえぞしかマーケット戦略、インフラ整備などについて多くの意見を聞かせていただきました。今回欠席されたシライデザインの白井様(工業デザイン)、アイリスオーヤマの佐藤様(ペットフード流通)のお二人には別スケジュールでご意見を伺うことになっています。

エゾシカ商品はエゾシカジャーキー、味噌煮などの缶詰、ペットフードなどですが、2年のうちに多くの製品が出来ています。各方面からの補助金が出ているうちは良いのですが、維持するにはビジネス化がかかせません。ひよこデザインなどをつかってデザイン改善などでもNPOあうるずは協力しようと考えています。

2011年2月26日土曜日

北九州ソーシャルビジネスメッセ

2月26日には北九州ソーシャルビジネスメッセで基調講演をさせてもらいました。NPOあうるずが活動している内容のうち、バイオマスライブ、ソーシャルファーム、ひよこデザイン、ロングトレイルなどを発表させてもらい、最後に私が考えるコーディネイターのコツをお話ししました。
前日からインドネシアを拠点として東チモール支援をしているコペルニクの中村様とお話をしていたのですが、すごい活動をされていました。応援したいと思います。
そのほかにベトナムなど外国との交流を持っている方々もおおく、相互に連携をしていこう!ということになりました。
具体的なプランももちあがりました。九州で問題となっているイノシシと北海道のエゾシカ問題をあわせて提言する「南北二大ガイジュウサミット(仮称)」をやってみてはどうかということになりました。場所は東京かな、ユーザーにエゾシカをイノシシを食べてもらってその活用方法を提案する・・という趣旨です。賛同されるレストラン、NPO、デパート、出版社など協力できそうなかたは私までメールください。

北九州ソーシャルビジネスメッセの様子は下記にあります。
http://www.facebook.com/album.php?aid=61971&id=100000212613006

コペルニク中村さん、トーク進さんと古賀さん

北九州市立大学竹川先生と野研木下さん

宮埼文化本舗の石田さん

2011年2月23日水曜日

帯広建設業とバイオマス

今年で三年目になる帯広建設業協会とのバイオマスセミナーを開催いたしました。主催は帯広建設業協会、NPOあうるず、北海道バイオマスリサーチです。開発建設部や十勝総合振興局から後援をいただきました。

当日は京都でバイオディーゼルフィーエルをBDFを推進した立役者の中村一夫様をお招きして、地方自治体とバイオガス事業についてお話をお聞きしました。行政では有機廃棄物処理に多くのお金がかかっているので、それらを民間に委託する。その収入源としてバイオガス化によりガス、電力、液肥収入などが見込めるのではないか・・・という御提言をいただきました。

後段では、北海道開発局の竹内課長、寒地土木研究所の大内研究監から国の政策についてのお話をしていただきました。


2011年2月21日月曜日

ソーシャルビジネスメッセ2011

今年もソーシャルビジネスメッセの出展出来そうです。
はまなす財団様が事務局をやっている、北海道ソーシャルビジネスネットワークの仲間としてソーシャルビジネスメッセに出展いたします。
今年は、ソーシャルビジネスグッドプラクティスにも選んでいただいたそうで、昨年同様エゾシカリュックやひよこデザインによる地域づくりなどのパネル展示などをおこないます。
私,菊池と理事工藤(帯広商工会議所青年部会長)が行っています。お寄りのさいはぜひとも、お声がけください。

昨年の様子は下記にあります。
http://www.facebook.com/album.php?aid=60322&id=100000212613006


■ 開催概要 ………………………………………………………………・・・・・・・・・
□名 称:ソーシャルビジネス・メッセ2011 ~みえる・わかる・つながる~
□日 時:2011年3月14日(月)13:00~18:00
(交流会ご参加の方は、別会場にて  18:30~20:30)
□場 所:TEPIA(東京都港区北青山2-8-44)
東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番より徒歩4分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」より
徒歩9分
JR中央・総武線「千駄ヶ谷駅」より徒歩14分

□入場料:無料(交流会参加費5,000円)いずれも事前申込制
□主 催:経済産業省
□共 催:ソーシャルビジネス・ネットワーク
□後援(予定):内閣府、総務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省
全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、日本商工会議所
□協 力:北海道コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス協議会、
東北ソーシャルビジネス推進協議会、
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会、
東海・北陸コミュニティビジネス推進協議会、
近畿ソーシャルビジネス・ネットワーキング、
中国地域CB/SB推進協議会、
四国地域ビジネスネットワーク(仮称)、
九州ソーシャルビジネス促進協議会、
しまんちゅビジネス協議会

□問合せ:事務局
株式会社ソシオエンジン・アソシエイツ 担当:宮島・飯石(いいし)
〒107-0062東京都港区南青山1-20-15 Rock1st3F
TEL:03-5775-7670(10:00~18:00)土・日・祝日除く)
FAX:03-5775-7671
メール:forum@socioengine.co.jp
詳しくはこちら↓
◇ソーシャルビジネスネット特設ページ
http://www.socialecoo.jp/search/s003_4_1.html?
user_id=98&information_id=1298&search=

2011年2月18日金曜日

第二回北海道を変える首長との懇親会

地域のソーシャルビジネスの中核は首長だ!ということで、北海道の地域の元気な町長さんとツーリズム、マスメディア、金融、交通を引っ張る経済人との懇親会を企画しています。
前回の興部町長につづいて第二弾は十勝管内広尾町の村瀬町長です
会場は時計台前ビルのイルピーノにお願いしています。
http://www.youtube.com/watch?v=u5zS5AevhlU


体験型ツアーやバスツアーなど様々な企画が飛び交い、地域づくり
のためのビジネス創出の場にしましょう。
第一回興部町硲町長
http://kikusada.blogspot.com/2010/12/blog-post_7896.html





北九州市、モンゴル、帯広のつながり

北九州の古賀さんが来てくれました。
久々の帯広ですが、今回はバンペンの坂本さんと一緒に来てくれました。坂本さんは内モンゴルから塩を仕入れ、販売し、その収益の一部でモンゴルに植林する、というモノです。
そこで、私は帯広畜産大学に来ている内モンゴルの留学生をあつめて、みんなで塩をうって母国の緑化に貢献しよう!という仕組みを考えました。
当社北海道バイオマスリサーチにもいますが、十勝には内モンゴルからきて働いているひとも多くいて、NPOあうるずと畜産大学、バイオマスリサーチが中核となり塩をうってみようということになりました。
また、北九州市、帯広市はともに環境モデル都市ですので、このような民間交流もおもしろいぞ!と思ってます。

2011年2月16日水曜日

どう生かす!?北海道横断 エゾシカワークショップ

‎2011.2月14日から16日まで札幌、帯広、釧路とまさしく北海道を横断して、エゾシカの活用を考える会議を行いました。
エゾシカ被害はすでに50億円にものぼり、頼みの綱のハンターは高齢化しています。
低脂肪高タンパクの特性をいかしてエゾシカ缶詰やジャーキー、エゾシカジンギスカンなどおいしいモノが沢山出来ています。また、添加物のないペットフードなどがつくられていますが、知名度アップ、販路拡大の出口と、ハンターの高齢化、処理施設の不足など入り口の課題もあります。
買い支えることにより、北海道の自然環境を保全する運動ができないかと思っています。
釧路エゾシカワークショップ


帯広エゾシカワークショップ
札幌エゾシカワークショッ

2011年2月13日日曜日

農業で地域興しを現代風に!

稚内にもほどちかい山あいに「中頓別町」という町があります。このまちは人口が2000人くらいしかいませんが、酪農や森林を中心として活動する人々がいます。
この地域に産業を興すワークショップ
をやっています。武蔵野美術大学の宮島教授と一緒に地域の資源をうまくつかったらこんなカタログができる!という前提条件で、いまはないけどいつかは作りたい商品アイディアを話し合いました。次回はそれらを仮想の中頓別カタログとしてまとめよう、というものです。


今回はその一環として仙台に視察に行きました。仙台純米酒宣言でいち早く日本酒の高付加価値化をすすめる佐藤さん、アイリスオオヤマの佐藤さんなどにお会いして、商品にするには思い入れだけではできないことや流通システム、販売量などによるマーケティングなどについて教えていただきました。


そのあとは鳴子に移動して、お米を地域でかいささえるしくみを作った結城登美雄さん、鳴子温泉のやど「みやま」と地域の米でつくるおにぎりの「むすびや」はすばらしい取り組みでした。
「ものづくり」という言葉がはやっていますが、いかに売るのかという「ものうり」の視点が重要です。ものを売る行為が作る行為より品にかけるとおもってるのかなぁ。


いづれにしても作られた製品は、売れてはじめて商品になるという言葉をnac商品開発研究所の中田さんから聞きました。地域のモノづくりに今一番必要な視点だとおもいます。


鳴子の「むすびや」
結城登美雄さんと
東北工業大学にて会議

2011年2月7日月曜日

ファンドレイジング・・寄附が変える日本

 
2月5日今日と明日は赤坂(日本財団ビル)で開催されているファンドレイジングのセミナーに出ています。
朝9時からモーニングセッションと称して、改正npo法の説明があり、認定npo制度が新しくなる可能性があるなどの話になりました。いろいろNPOにとっては 有利なことが多く、しかも地域に大きな変革を起こす可能性があります。
ぜひ、この法案が通ってほしいと願ってます。(あぶないそうです)
午後からはコーズマーケティングです。しかし、日曜日なのにnpo関係者でイッパイ

2011年2月4日金曜日

自治会で畜産糞尿バイオガスの勉強会ってすごいよね!

1月27日にオホーツクの町興部町で自治会連合会の研修会がありました。町の自治会長さんが集まる会議なのですが、そのテーマが「バイオガス」です。興部町は以前にも自治会で勉強会を開催したことがあるのですが、なんともすごい町です。
興部町は水産と畜産の町で、河川汚染や臭気などにより畜産糞尿対策を町ぐるみで進めています。講演は梅津教授が畜産の産業とバイオガスについて、私はバイオガスプラントが成功するコツとガス利用による一層の採算性向上についての話題です。
ディスカッションには硲町長もはいって白熱した議

論になりました。
バイオガスは北海道では50基弱が稼働しており、日本を代表する成功事例も多いのになぜ失敗のはなしがまことしやかにながれるのか不思議なプロジェクトです。
もっとあちこちで話をしないといけないのですね。
梅津/菊池の「すぐわかるバイオガス解説」は今回も好評でした。

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