2011年2月13日日曜日

農業で地域興しを現代風に!

稚内にもほどちかい山あいに「中頓別町」という町があります。このまちは人口が2000人くらいしかいませんが、酪農や森林を中心として活動する人々がいます。
この地域に産業を興すワークショップ
をやっています。武蔵野美術大学の宮島教授と一緒に地域の資源をうまくつかったらこんなカタログができる!という前提条件で、いまはないけどいつかは作りたい商品アイディアを話し合いました。次回はそれらを仮想の中頓別カタログとしてまとめよう、というものです。


今回はその一環として仙台に視察に行きました。仙台純米酒宣言でいち早く日本酒の高付加価値化をすすめる佐藤さん、アイリスオオヤマの佐藤さんなどにお会いして、商品にするには思い入れだけではできないことや流通システム、販売量などによるマーケティングなどについて教えていただきました。


そのあとは鳴子に移動して、お米を地域でかいささえるしくみを作った結城登美雄さん、鳴子温泉のやど「みやま」と地域の米でつくるおにぎりの「むすびや」はすばらしい取り組みでした。
「ものづくり」という言葉がはやっていますが、いかに売るのかという「ものうり」の視点が重要です。ものを売る行為が作る行為より品にかけるとおもってるのかなぁ。


いづれにしても作られた製品は、売れてはじめて商品になるという言葉をnac商品開発研究所の中田さんから聞きました。地域のモノづくりに今一番必要な視点だとおもいます。


鳴子の「むすびや」
結城登美雄さんと
東北工業大学にて会議

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