2011年1月30日日曜日

ソーシャルファーム

「ソーシャルファームを中心とした日本と欧州の連携」に出席しています。
イギリス、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ドイツからソーシャルビジネス(ソーシャルエンタープライズ)のありかたを提示してもらい、各地での展開の話をしていただきました。日本からは私たちのソーシャルファームジャパンの炭谷理事長と共働学舎の宮島さん、埼玉の豊芯会で大学教授の上野先生、日本理化学工業の大山会長から活動内容を示してもらいました。
炭谷先生の講演ではNPOあうるずの活動も特筆すべき活動として紹介していただけました。各国ではソーシャルビジネス、ソーシャルファームの考え方をしめしネットワークの必要性が言われています。あらためソーシャルファームジャパンの推進が急がれます。
私たちが考えているのは各団体が生産している製品をいかに宣伝し、製品として価値が高まるようにブラッシュアップし、流通させるためのプラットフォームを作りたいと考えています。

2011年1月25日火曜日

ブランドデザインライブ!




本別町で第六回のブランドづくりワークショップを開催しました。前回に引きつづき、武蔵野美術大学の宮島教授にお越し願って、前回町の資源毎にわけ、仮想の会社にしたてて、ワークショップ参加者を社長、専務、工場長などとわけました。
その後、ブランドネームやコンセプト、ターゲットユーザーなどを設定して商品開発をしたのですが、今回はNPOあうるずひよこデザインプロジェクトがそれぞれの提案を具体的なデザインにおこして、より商品イメージを鮮明にしてもらおうというデザインライブ手法を取り入れています。
小麦や乳製品、スィーツなど本別町を強く意識した商品イメージができあがりました。
それを最後に会社?ごとに社長が発表し、宮島教授と中田先生からアドバイスをいただきました。
それにしても、地域ブランドに若年デザイナー(ひよこでざいん)を導入すると1年間でもすごく成長しています。地域の資源、経験ある高齢者、デザインと疎遠だった農業者、経験がたりない若年デザイナーが一緒になって地域産業を支えられる手法です。


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2011年1月20日木曜日


NPOあうるず札幌事務所で、蝦夷鹿肉製品を集めて試食会を行ないました。あうるずには元ステーキレストランのシェフがいて、適切な硬さで焼いてもらいました。ひれやロース、カルビ、ブロック肉など様々なものを購入して来ました。新得町の上田精肉店の肉はどれをたべても安定した品質でおすすめです。
ステーキ肉などは焼き方によってすごく味が変わることがわかりました。レアだとシカのにおいが全くしないので、つまらないくらいです。
よく焼いても、十分においしくてかえって濃い肉の味がして好み・・という人いそうです。
ジンギスカンと変わらない、とか柔らかくておいしいというのは今までのエゾシカから見ると褒め言葉ですが、ジンギスカンの代替品になるだけだとおもしろくないですね。それでは高級食材の意味がありません。
繊維質が混んでいて、かみ応えがあり、シカ独特の香りがする肉、しかも環境貢献の食品という認識を持ってもらえるのが正しい戦略だと思います。

2011年1月19日水曜日

田舎らしい旅の運動




私は20年ほどまえに十勝の農村景観を考える「風土と建築を考える会」に入れてもらっていました。当時はもっとも若手の会員だったと思います。ちょうどその頃十勝を馬で歩こうという「十勝馬の道連絡協議会」がたちあがり「ホースキャンプイン十勝」というイベントを開催しました。馬に乗り、カヌーに乗り、気球に乗って十勝らしい食事をおこなうというイベントです。
2年間開催したのですがこれが十勝の体験型観光のひな形を決めたと思います。翌年には「アウトドア体験ランド十勝推進会議」が北海道庁主催で3年間開催され構想策定のお手伝いをさせてもらいました。
そこでの目玉は、十勝ツアーコーディネイトセンター構想とういうものでした。これは着地の観光情報ネットワークを構築して、ファームインやファームレストランなどの小規模事業者が農業のアピールをしながら運営していくことのできるシステムとして考えたモノです。当時私は「地域エージェント」となづけ、観光事業ではなく「体験型交流産業」として地域の意志と都市の意志を通わせる仕組みとしました。

私は地域での運動は維持し続けることが最重要と考えており、上記の考えを現代的にアレンジしたモノが「十勝ロングトレイル」です。

昨日、北海道宝島旅行社の鈴木社長と先月までowls札幌事務所にいてくれた、大和さんとで3人だけの新年恒例会を行ないました。鈴木宏一郎さんは上記の考えを見事に単元してくれており、北海道らしいツアーを創り出し続けてもらいたいと考えてもらうため協力を惜しみません。

2011年1月18日火曜日

中頓別町ブランドづくりワークショップ




‎2011年1月13日〜14日と稚内市の下の方中頓別町でブランドづくりのワークショップを行いました。2000人程度の人口で、先行き不安になりますが、ワークショップはすごく活発に意見がでました。次回までに10点程度のブランド案と町全体のトータルブランドを提案する予定です。

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本別町ブランドづくりワークショップ




仙台の結城登美雄さんを皮切りに、鈴木宏一郎さん、無印良品の萩原部長、各種ブランドを立ち上げた中田さんに続いてキレイマメの宮島教授にお出ましいただき、町の全体ブランドづくりを進めています。とくに、小麦、豆(スィーツ)、乳製品は現在本別町に求められる農業の6次産業化としてブランド化が求められています。
次回までにパッケージやパンフなどブランドをイメージできる成果を提出します。

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